うさたんの投資ブログ

投資のお勧め情報をお伝えします。

株式投資で大切なこと②

 

こんにちは!うさたんです♪

 

今回の記事は、株式投資をする時にとても大切な「リスク許容度を守る」ことについて、ご紹介します。

 

なぜ、リスク許容度を守ることが大事なのか、具体的にリスク許容度って何を意味しているか、どのようにリスクを取るかについて、簡単にですがご紹介します。

 

本記事は、主に次の方向けになっています(*^^)v

・来年から初めて株式投資を始める方
株式投資を始めて間もない方
・少しだけ立ち止まって考えてみたい方
・日々の株価増減に不安を感じる方
株式投資で精神的に辛いと感じている方
・どうやって自分に合ったリスクを取れば良いのか悩んでいる方

 

本記事が皆様にとって、気付きや参考になれば、嬉しいです(*^▽^*)


☆前回の記事はこちら♪

usausa-toushi.com

 

 

 

リスク許容度を守ることの意味

 

リスク許容度を守って投資を行う事は、とても大切だと思っています。

 

そもそもリスク許容度を守るとはどのような意味なのでしょうか。

 

リスク許容度とは、資産運用の際に許容できるリスク(=リターンの振れ幅)を、各自でどのくらい取れるかの度合いを意味します。その度合いは、主に年齢や収入、投資経験、置かれているライフステージによって異なります。

 

投資を行う際のリスク(リターンの振れ幅=簡単に言うと投資に回せる金額)は、投資家さん一人一人で異なるため、各自で適切な度合いを見つけ、それに従って投資を行うということになります。

 

適切な度合いを見つけて、無茶な投資はしないようにしよう!ってことだね♪

うさたんの言う通りだよ。簡単に言うと、無理のない範囲で投資をしようっていう意味なんだ。みんな同じ度合いにはならないから、各自で適切な度合いを見つけることが大事なんだ

 

ポイント① リスク許容度が高い方と低い方がいるの?リスク許容度(リターンを許容できる度合い)について、許容範囲が高い方と低い方がいます。

これは、多くのリスクを取れる方と、少ないリスクしか取れない方の違いです。
言い換えると、失敗しても大きな問題にならない方と、極力失敗が許されない方との違いになります。

リスク許容度を図る指標として、年齢や収入、投資経験、ライフステージ等が関係しています。

※ただし、正確に測れるリスク許容度の目安はありません。あくまでも、自分自身で決めるべきことになります。

これらを踏まえて、自分自身のリスク許容度について、考えてみましょう(*^^)v
考え方の一例として、本記事の最後の章に参考例をご紹介しましたので、ぜひご覧ください。

 

ポイント② どのようにしてリスクの高さを調整するの?投資にはいくつか種類があります。投資の種類によって、リスクの高さ(リターンの振れ幅)が異なります。

■リスクが高い
・個別株(日本株や米国株等)
・FX 等
※常に価格が大きく増減する可能性があります。その意味でハイリスクです。

■リスクが低い
・預貯金
・債権
※比較的価格は安定しやすいと言われています。預貯金は、取り付け騒ぎ等が起きない限りは、安全なため、安全資産の代表です。指数に連動する投資信託ETFは、分散投資されているため、リスクが低いです。

自分自身のリスク許容度を把握した上で、どのくらいのリスクを取るのか、リスクのバランスを意識しながら、選択しましょう(*^^)v

 

 

 

リスク許容度を守るべき理由

 

リスク許容度を守るべき理由として、主に次の3つがあります。

 

1.精神的に辛くなってしまう可能性がある

 

リスク許容度を守らないと、精神的に辛くなってしまう可能性があります。

 

例えば、株価は日々増減します。もちろん株価が上がれば、とても嬉しいですよね。でも、もし株価が大きく下がったらどうでしょうか。保有していない株式であれば特に問題ないですが、万が一、全資産の60%を占めるほど保有している株式だったら、とても不安に感じると思います。

 

株価の下落が一日だけだったら何とかなりそうだけど、もし1年近く下がったままだと耐えられないかも…

前にいぬたんも同じような経験したんだけど、慣れていない時の大きな株価下落は精神的に辛いんだ。いっそ、損失を確定して楽になりたいとか考えちゃうんだ。。

 

これが原因で心身が病んでしまったり、株式投資から離れてしまうかもしれません。そうならないように、リスク許容度を守ることが大切です。

 

 

2.大きな損失に繋がってしまう可能性がある

 

リスク許容度を守らない投資は、自分自身で許容できるリスク(投資に回すべき金額)を超えて投資をしていることになります。その結果、大きな損失を出してしまう可能性があります。

 

具体的には、次のような投資がリスク許容度を超えてしまっている投資にあたります。

 

■リスク許容度を超えている例


・全財産以上の資金を使う
信用取引*1

・手を付けてはいけないお金を使う
⇒直近で必要な生活費や借金の返済用資金、将来使う予定の子供の学費等

 

これらの資金を投資に使ってしまい、万が一、大きな損失が出てしまうと、取り返しがつかないことになります。信用取引の場合は、借りた分だけマイナスになるため、借金を負うかもしれません。生活費や子供の学費、借金の返済用資金の場合は、何かしらの支障が出てしまいます。

 

私はどんなことでも小さく挑戦し、どのようなものか試すことで投資判断に活かしたいと思っていますが、リスク許容度だけは絶対に守るようにしています。そして、信用取引は絶対にやらないと誓っています

 

 

3.正常な投資判断が難しくなってしまう可能性がある

 

上記二つの理由の通り、様々な不安や大きな損失に繋がる可能性があるため、それが投資判断に強く影響してしまいます。本当は長期的に保有したいのに、万が一株価が大きく下がったらと思うと、予定外の株式売却をしてしまうかもしれません。

 

株式投資では、投資判断を自分自身で行わないといけません。その際に不安や恐怖が判断を難しくする可能性があるため、リスク許容度を守ることが大切です。

 

 

 

リスク許容度を守ることのメリット

 

長期的に株式投資を継続するためには、リスク許容度を守ることが重要です。

 

リスク許容度を守ることによって、どのようなメリットがあるかについて、見ていきましょう。

 

リスク許容度を守ることによりメリット

・比較的安心した株式投資ができる。
・日々の株価増減に不安になり辛い
・正常な投資判断をすることができる
・長期的に株式投資を行うことができる※
※いつか来る、大きなチャンスを掴むことができる可能性がある

 

前章でご紹介したデメリットの逆のことが、メリットになります。許容できる範囲内で投資を行う事により、株価の増減を気にせず、正常な投資判断ができるようになります。

 

また、長期的に株式投資を行う事で、いつか来るかもしれない、大きなチャンスを掴むことができるかもしれません。

 

ポイント!大きなチャンスを掴もう!

長期的に株式投資を行っていると、稀に大きなチャンスに出くわすことがあります。

 

株式相場や景気は、良い時もあれば悪い時もあります。株価は、企業業績等が影響する内部要因だけではなく、為替や金利、需給、コロナウィルス等が影響する外部要因でも増減します。いつ株価が大きく動くのか、正確に予測することは難しいです。

 

高配当株投資の場合、株価が下がり配当利回りが高くなったタイミングで買いたい投資手法です。外部要因で株価が下がるのであれば、チャンス到来です。
※直近では、2024/8/5(月)に日経平均株価が前週比4,451円安の31,458円の大暴落が来ました。結果論ですが、大きなチャンス到来でした。あの時は外部要因(米国のハイテク株の続落や円高の進行等)が影響し、ほぼ全ての日本個別株の株価が大幅に下がりました。

 

長期的に株式投資を続けていると、2024/8/5のようなチャンスが来ることがあります。しっかりチャンスを掴めるようにしたいですね(*^▽^*)

 

 

 

リスク許容度を把握とリスクを取る方法

 

リスク許容度が大切な理由とメリットについて見てきました。

 

本章では、実際にリスク許容度の把握と、リスクの取り方についてご紹介します。

 

※注意点 ここで紹介する内容について、私自身の主観と経験から得た考え方です。そのためこれからご紹介する方法は参考程度にご覧いただけたら幸いですm(__)m
私自身の考え方について、異なっていると思う箇所は、ぜひ改善頂けたら嬉しいです!(*^▽^*)

 

ここからは、AさんとBさん、Cさんという投資家さんを例にして考えてみます。
それぞれ、年齢や年収、投資経験などが異なっています。

 

  年齢 年収 不労所得 投資経験 ライフステージ
Aさん 25歳 250万 なし 1年 独身。株式投資に不慣れ。比較的自由に使えるお金がある。
Bさん 45歳 450万 あり 20年 結婚していて4人家族(妻、子供二人)。子供の学費等、お金が必要。妻は専業主婦のため、夫の収入のみ。
Cさん 65歳 120万 あり 40年 結婚していて妻と生活(子供達は独立している)。現在はアルバイト。配当金が年120万円入る。

※予め、生活に必要な資金は、別で貯金している想定です

 

Aさんの場合

私の考え:
年齢の若さや独身であることから、リスク許容度を高めで見積もっても大丈夫だと思います。これから先、不景気や相場が大暴落したとしても、投資を続けられる期間が長い事と、独身のため積極的に投資に資金を使っても問題ないと思います。

取りたいリスクは、ハイリスクハイリターンである日米の個別株投資(売却益狙いの投資や、高配当株投資)や指数に連動するインデックス型投資信託等を70~90%、そして残りを預貯金(買付余力)に回したいです。
※買付余力を残しておくことでチャンス時に動けるようにしています。
Bさんの場合

私の考え:
私の中で気になったのが、Bさんのライフステージです。これから子育てにお金がかかるため、積極的に株式投資に資金を回せないと思いました。人生の中で、沢山のお金がかかる時はがあります。株式投資はハイリスクの側面があるため、将来の為にリスクを抑えることが大切だと思います。

取りたいリスクは、直近、もしくは数年後に使うべき現金を手元に残すため、預貯金を60~80%、そして残りを日米の個別株やインデックス型投資信託等に回したいです。
※共働きやそれぞれの環境ごとに、最適な比率は大きく異なります
Cさんの場合

私の考え:
Cさんのケースが最も難しいです。年齢からAさんやBさんよりも長く投資を続けることができないため、リスク許容度は低めになります。ただ、不労所得である配当金が月々10万円入り、また、豊富な投資経験やライフステージでそれほどお金がかからないので、リスク許容度が普通以上です。

私の考えた取りたいリスクは、投資できる期間に重点を置き、なるべくリスクを取らないようにします。投資経験が長いことから、安全資産の預貯金の代わりに債権を選択し、50~80%として、残りを個別株に振り分けます。

※既に投資信託や個別株(高配当株)を持っている場合は、その比率に併せて、債券の比率を考えます。個人的には、個別株が多い場合、比率を落とすためにリバランス*2を行うべきだと考えます。万が一、〇〇ショック等の大暴落が来た場合、個別株の株価が大きく減少してしまうかもしれません。それに備えることも求められます。
 
 
年齢や収入は、それぞれ異なるため、正解がありません。じっくり自分にあったリスク許容度について考えてみましょう(*^^)v
 
 

 

 

おわりに

 

本記事をご覧いただき、ありがとうございました♪

 

リスク許容度を守ることは、長期的に株式投資を行う際にとても大切になります。リスクを取りすぎても問題ですが、リスクを恐れるために低めのリスクにするのも問題です。
※低いリスクの場合、好景気や企業成長による恩恵を受けられず、機会損失になってしまいます。

 

今は年末で、ゆっくり考えるのに、最高のタイミングです。私自身も本記事を書きながら、改めて自分自身のリスク許容度について考えていました(*^^)v

 

本記事が皆様のリスク許容度について考えるきっかけや気付きになれば、嬉しいです(*^▽^*)

 

 

*1:証券会社に担保として一定の資金や株式を預け、その資金や株式を借りて売買を行う株式投資

*2:保有している資産を売却することにより資産を再分配し、リスクを調整する