うさたんの投資ブログ

投資のお勧め情報をお伝えします。

株価下落は買い増しチャンスになる!?(高配当株投資の場合)

 

こんにちは!うさたんです♪

 

今週は多くの企業の本決算発表がありました!

 

本決算を受けて株価が急上昇した銘柄もあれば、業績不振等で株価が大きく下がる銘柄がありました。

そんな中、X(旧Twitter)で保有株の株価が下がってしまい、売却したとのポストを見かけました。保有株の株価減少で含み損になると辛いですよね。。

 

本記事で、高配当株投資において、私が思う保有株の株価下落に対する考えと、株価下落時は買い増しチャンスになる可能性があることについてお話ししたいと思います。

今不安に思っている方がいらっしゃいましたら、本記事で不安が取り除かれたら嬉しいです(´▽`*)

 

決算後に保有株の株価が下がって辛いよ…

その気持ちわかるよ!でも辛く思うことは無いから安心してね。ピンチをチャンスに変えるような考え方についてお話しするね♪

 

 

 

 

保有株の株価下落についての考え方

 

保有株の株価が下落すると精神的に辛いと感じると思います。

 

保有株式数が多ければ多いほど尚更です。1,000株保有していた場合、株価が100円下がるだけで-10万円の含み損です。。

 

ですが、投資目的次第で、株価の下落は辛いものではないです。株価下落の不安の乗り越え方について、ご紹介したいと思います!

 

投資目的を意識する


株式を保有している目的について意識することが大切です。


投資目的が高配当株投資で長期的に配当金を得る場合、株価下落は配当金に影響は少ないと思います。そのため、株価下落は何ら問題のないことなので、気にしなくても大丈夫です♪

 

※高配当株投資で起きてほしくないことは何だろう?私が思う、高配当株投資で最も起きてほしくないことは、次の通りです。

1.企業の不正行為(不正会計やインサイダー取引等、投資家や株主への裏切り行為)
2.株主還元についての考え方が変わる(配当金の無配)
3.突然想定外のサービスを始める等の企業方針が変わる

これらが起こってしまったら、私は株価を気にせず売却することを検討します。

これに比べて、株価下落は高配当株投資にとって影響は少ないです。投資目的の達成を妨げることについて、じっくり調査しましょう♪

 

売らなければ損失は出ない

 

保有株の株価が下がり含み損になってしまっても、株式を売らなければ損失は出ないです。
※私自身、このことに気付く前は、不安に駆られて狼狽売りをしてしまいました。。

 

売らなければ損失は出ないことについて、気になる疑問点をご紹介します♪

 

ポイント!金融危機でも、売らなければ損失は出ない!?金融危機とは、一言で言うと相場の大暴落です。株式の価値が大規模で下落します。

例えば、1990年に起きた日本のバブル崩壊や、2008年に起きたリーマンショックがあります。バブル崩壊では約半値の-50%、リーマンショックでは62%下落したと言われています。

もし、この時に株式を保有していた場合、保有株も多額の含み損になると考えられます。
(恐らくですが-60%位の含み損になると思います。1,000万円の評価額が400万円になってしまうイメージです。。)

多額の含み損になってしまった保有株を、もし売らなかったらどうなるのでしょうか。答えは原則「損失は出ず、何も変わらない」です。

安全性が高く、好業績かつ将来性が期待できる銘柄の場合は、じっくり株式を保有し続けていきましょう!
注意※絶対に損失が出ないということはありません。例えば、有利子負債が多く自己資本比率が低い、いわゆる安全性が低い場合や、キャッシュが足りず黒字倒産など、経営破綻してしまうと、株式が無価値になってしまい、大きな損害が出る可能性があります。そのようにならないために、安全性が高い企業の株式を買うことが大切です。

注意※現金取引のみ当てはまります。信用取引*1は決済期日が決まっているため、タイミングによって損失が確定する可能性があります。

 

ポイント!高配当株投資で損切りは必要なの!?損切りとは、保有株式が含み損になった場合、損失が広がらないように株式を売却し、損失を確定することです。

高配当株投資では、損切りは不要だと思います。

というのも、高配当株投資の投資目的は長期で配当金を貰うことだと思います。
そのため、配当金が貰い続けられるなら、株式の売却は不要です。
※むしろ株式を買い集めて保有株式数を増やすのが大切だと思います。

 

それでも含み損が辛いと思うときは

 

含み損について、人それぞれリスク許容度が異なるため、感じ方は違います。

 

そこで私からのお勧めは、1株だけ株式を買う事です。

 

★過去記事でご紹介した「少額(1株)を買ってみる」もお勧めです

usausa-toushi.com

 

usausa-toushi.com

 

複数の企業の株式を1株だけ買ってみて、半年から1年程保有します。1年間で全然株価が変わらない銘柄もあれば、50%の上昇や、-20%下落する銘柄もあります。

 

ですが、1株だけしか保有していないので、たとえ株価が下落しても大きな含み損は出ないです。


少しずつ株価の下落による含み損に慣れていき、自分自身で問題ないリスク許容度を見つけましょう♪

今の私があるのも、お試しで少数の株式を持って慣れたことが役立っています。自分自身で不安に耐えられる株数や金額を知ることができ、無理な買い方や、不安による狼狽売りをしなくなりました!
株価の変化に慣れることは大切だと思いますので、お勧めです(*^^)v

 

 

 

 

株価下落は買い増しチャンスにしよう!

 

私は株価の下落は、買い増しや新規買いのチャンスと捉えています。株価が安い時に買いたいですよね( *´艸`)

 

本章では、株価が下がった場合の買い方について、お話します(*^^)v

 

買い増しの前提条件

 

「株価が下がるのは下がるなりの理由がある」と思うかもしれません。たしかに、成長性や収益性、安全性が見込めず、投資家から見放されている企業の銘柄もあると思います。

でも、下がった株式を買ったら損してしまうのでしょうか。

 

株価が下がる理由は、業績不振や配当金の減配による内部要因や、相場や為替に影響を受ける外部要因があります。


私が考える、次の条件に当てはまる場合は、売るのではなく逆に買い増ししても良いと思います。

 

・業績不振は一時的だと思えるような収益性や成長性を確認できる
・将来の成長性も期待できるような魅力的な事業やサービスがある
・長期&高配当株投資で投資をしている
・企業不正が起こっていない
・株主還元や企業方針が変更していない

 

もし下落した株式を購入する時は、事前にこれらについて調べてから判断するのが大切です。そして問題なければ、例え株式が売られ続けていたとしても、自分自身を信じて、リスク許容度に応じた株式数を購入するで良いと思います。

※逆にこれらの条件に合わないと判断したら、購入は控え、継続保有や売却の検討も必要です。

 

高配当株投資は下落時に購入するのがお勧め

 

高配当株投資では、株価が安い時に株式を多く買うのが良いとされています。

この考え方は、私の中で最も大切で、一番しっくりきています。

 

投資家として非常に有名な、ウォーレン・バフェット氏の名言があります。

 

『他人が貪欲になっているときは恐る恐る。周りが怖がっているときは貪欲に』

ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉

 

皆が貪欲になっている時(上昇相場)は、株式購入は慎重に、皆が怖がっている時(下落相場)は、積極的に株式購入をしよう!というメッセージです。

私自身、ストップ高や、突然のIR情報で株価が上がっている、高値圏になってしまっている銘柄の株式は買わずに見送ります。
あくまでも株価が安い時に買いたいと思っているので、いつか下がった時に購入できれば良いなって感じです(*^^)v
株価が上がる前に企業分析等を通じて、先回りで買いたいと思っています。

 

 

ポイント!実際に下落時で購入するのは難しい…

「株価が下がったら購入しよう」

言うのは簡単ですが、実際はとても難しいです。
※私自身、買う時に毎回「滝つぼに飛び込む」ような感じがします(;^_^A

決算やマイナスなIR情報を受け、株価が大きく下がった場合、株式を買う前に次のような不安を抱くことがあるかもしれません。


・(例えば)-30%も株価が下がるような銘柄は不安だ
・マイナスなIR情報が今後ますます影響が出て、さらに悪化するかもしれない
・まだまだ株価が下がるかもしれない
・皆が売るから私も売らなきゃ…
・この銘柄は二度と株価は上がらない


これらの不安を払しょくするためには、前節でご紹介した「買い増しの前提条件」で問題ないことを確認することです。ですが、それでも購入には勇気が必要です。

買う事への不安の対処法は、リスク許容度の理解と、慣れ、自分の分析を信じることだと思います。

自分自身で感じる恐怖感は異なりますので、精神的に影響を受けない金額で少しずつ試していくのがお勧めです。

 

必ず自分自身で投資判断をしよう


株価が下落で買い増しや新規買いする時は、必ず自分自身の判断で決めることが大事です。

というのも、将来の相場や環境次第で、今おすすめの投資手法や考え方が変わってしまう可能性があります。また、例えば私が紹介した企業分析が誤っていたら、私と一緒に損失を出してしまうかもしれません。

 

自分自身で分析し、リスク許容度の確認を行うことで、例え失敗をしてしまっても、将来的に自分自身の成長や利益に繋がる可能性があると思います。

 

投資の格言で、好きなものがあります。

 

『人の行く裏に道あり花の山』

 

人と違う事をすることで、時に良い結果になるという意味の格言です。

 

「皆は決算で営業利益が減益になり将来の見通しが悪いと判断して売ってるけど、業績はそこまで悪くないし、10年後はもっと成長し、配当金も増えると思うから私は買う」というような我が道を行く判断ができると、良い結果になる可能性もあると思います♪

 

 

 

おわりに

 

本記事をご覧いただき、ありがとうございます!

株式相場は常に上昇や下落します。いつでも投資判断は自分自身で行い、保有株の下落というピンチをチャンスに変えることができれば良いと思っています(*^^)v

本記事が、皆様の投資判断に役立っていただけたら嬉しいです。

*1:証券会社からお金を借りて取引すること