うさたんの投資ブログ

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【半導体とわたしたちの生活シリーズ⑥】お金の動きと半導体投資 ― 世界を揺らす半導体マネーの波!💹🌊

 

こんにちは!うさたんです♪

 

半導体とわたしたちの生活】のシリーズ⑥です♪

 

今回のテーマは――世界を揺らす半導体マネーの波!💹🌊
お金と半導体が交わるとき、そこにはどんな物語があるのでしょうか?

 

これまでシリーズを通して、半導体が私たちの生活や未来の技術にどれだけ関わっているかを見てきました。スマホや家電、車、クラウド、そしてAIやロボット――どれも半導体なしでは成り立たないものでした。

 

でも、その半導体が「お金」と結びついた瞬間、世界の景色は一気に変わります。株価が揺れ、景気が動き、経済全体が翻弄される――そんなダイナミックな姿を今回は一緒にのぞいてみましょう。

 

 

 

 

半導体とお金の関係 ― なぜ投資家が注目するのか

 

半導体は21世紀の石油――。


そんな言葉が生まれるほど、この小さなチップは経済に大きな影響を与えています。

 

スマホやパソコンといった身近な製品だけではありません。データセンターやAI、電気自動車や自動運転、さらには軍事技術まで――現代社会のあらゆる分野で半導体が必要とされています。

 

たとえば株式市場では「半導体株が上がった=景気が強い」と受け取られることがあります。逆に、半導体株が下がると「景気に陰りが出たのでは?」と市場全体が揺れることもあるのです。

 

かつて石油価格の変動で世界経済が揺れ動いた時代がありました。今は半導体がそれに近い存在になりつつあります。小さなチップが石油のように世界を左右している――そう考えると驚きですよね。

 

えっ、半導体ってそんなに景気を動かしちゃうの!?ただの部品じゃないんだね!

そうなんだよ。半導体の需要が増えれば景気に追い風、減れば冷え込む。だから投資家は常に注目してるんだ

ニュースで半導体株が上がったって聞いてもピンと来なかったけど、これからはドキドキしながら見ちゃいそう!

 

 

 

日本の半導体企業 ― 設計・前工程・後工程のリレー

 

半導体「設計」「前工程」「後工程」という大きな流れで作られます。イメージでいうと、家を建てるときに「設計士」「工務店」「内装業者」がリレーのようにバトンをつなぐ感じです。

 

半導体作成の工程はとても難しいですよね💦そこで簡単にですが、前工程と後工程をお菓子工場で例えてご紹介した記事があります🐰✨

usausa-toushi.com

 

各工程に携わっている具体的な日本企業について、見ていきましょう🐰

 

設計工程

まずは設計です。

 

Synopsys(シノプシスCadence(ケイデンスといった海外EDAソフト企業が有名ですが、日本にも存在感があります。

 

✅ソシオネクス
日本発の半導体設計専業メーカー。世界の大手顧客から受託し、画像処理や通信向けに強み

ルネサスエレクトロニクス
マイコンや車載半導体を自社で設計。自動車分野で特に存在感が大きい

富士通
ネットワークやサーバー向けに独自設計を継続。国内に強みを持つがグローバル展開は限定的

NEC
通信分野を中心に専用チップを設計。5Gインフラなどに貢献

 

AppleNVIDIAのように、自社工場を持たず設計に専念する企業も増えています。つまり「設計の頭脳」と「製造の現場」が分かれているのです。特に車載分野では、日本企業が世界を支えているといっても過言ではありません。

 

前工程(製造)

次はシリコンの板(ウエハー)に回路を刻む工程です。ここは日本企業の強みが際立つ分野です。

 

東京エレクトロン

成膜装置・洗浄装置で世界トップ。売上の大半を海外に依存するほど、グローバルに必須

 

SCREENホールディングス

ウエハー洗浄装置で世界シェア首位。安定した技術力が強み

 

アドバンテスト

半導体検査装置で世界トップシェア。製品の品質保証に欠かせない存在

 

日立ハイテク

電子顕微鏡や計測・検査装置に強み。細かな不良を見逃さない技術が評価される

 

ニコン

露光装置を製造。ASMLに押されてシェアは縮小したが、中古装置や特定分野で需要あり

 

キヤノン

液晶やパワー半導体向け露光装置に強み。最先端ではないが安定した市場を持つ

 

信越化学工業

シリコンウエハー世界最大手。高品質な素材で世界の工場を支えている

 

SUMCO

信越に次ぐシリコンウエハーで世界シェア上位。大口顧客との安定契約が強み

 

✅JSR

フォトレジスト(感光材)で世界をリード。だが近年は事業再編で半導体材料からの撤退方針も

 

たとえるなら、TSMCが「工務店」なら、日本企業は「資材屋」や「工具屋」として欠かせない存在です。世界中の最先端工場のラインには、日本企業の装置や材料が必ず組み込まれています。

 

製造工場は極めて厳しいクリーンルームで管理され、髪の毛やほこり一つでチップが台無しになってしまいます。手術室以上の清浄度が求められる現場は、まさに無音の戦場です。

 

後工程(仕上げ)

最後は仕上げの工程です。

 

回路を刻んだウエハーを小さく切り分け、パッケージに収めて製品として使える形にします。ここでも日本企業が大きな役割を担っています。

 

✅ディスコ

ウエハー切断・研磨装置で世界首位。極めて精密な切断技術は唯一無二

 

日東電工

半導体用テープや材料で存在感。仕上げ工程の縁の下の力持ち

 

✅新光電気工業(長野)

パッケージ基板で世界トップクラス。インテルなど海外大手にも供給

 

イビデン

パッケージ基板で強く、特に米国企業との取引に厚み

 

村田製作所

電子部品だけでなく、モジュール組み込みで独自性あり。スマホ市場で強い

 

ローム

パワー半導体に強みを持ち、省エネやEV分野で需要拡大

 

✅ホシデン

接続部品やパッケージ部材を提供。小回りが利くことが特徴

 

アドバンテスト

完成品の最終検査装置でも世界をリード。製品の信頼性を最後に保証する役割

 

半導体はむき出しでは湿気や衝撃ですぐ壊れてしまいます。だからパッケージングは、宝石をケースに収めるように慎重に行われます。最近は「チップを重ねる技術(3Dパッケージング)」が広がり、未来の性能を高める挑戦の舞台にもなっています。

 

へぇ〜!日本の企業ってこんなにたくさん関わってるんだ!

そうなんだ。TSMCNVIDIAが表舞台に出るけど、その裏側には日本企業の装置や材料があるんだよ

なるほど、縁の下の力持ちって感じだね!🐰

だから日本なしでは半導体は作れないって言われることもあるんだ

 

 

 

半導体景気循環 ― 株価の波とニュースから学ぶ

 

半導体は「景気敏感株」と呼ばれる分野です。

 

需要が急増すると株価も跳ね上がりますが、供給が増えすぎると在庫が余って価格が下がり、株価も下がります。このサイクルを「半導体景気循環」といいます。

 

実はこの波は、2000年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2018年の仮想通貨ブームとその反動など、過去20年以上繰り返されてきました。つまり半導体は「上がっては下がる」を経験しながら成長してきた産業なのです。

 

21世紀(2000年から現在まで)を振り返ると、この波がはっきり見えてきます。

 

2000年以降の主な半導体の波(景気循環

 

  • 2000年頃(ITバブル崩壊
    PC需要の拡大で半導体ブームに。バブル崩壊で急減速。投資マネーも一気に冷え込みました。

  • 2008〜2009年(リーマンショック
    世界的な金融危機で需要が激減。メモリ価格が急落し、業界全体が大きく落ち込み。世界中の工場が減産に追い込まれました。

  • 2010年代前半(スマホ普及)
    iPhoneなどスマートフォン需要で急成長。モバイル向け半導体が世界をけん引し、韓国・台湾企業が大きく躍進しました。

  • 2018年(仮想通貨ブームと調整)
    GPU需要で急成長!仮想通貨相場が落ち着き、半導体市況も一気に調整。マイニング用に積み上げられた在庫が余りました。

  • 2020年(コロナ禍・巣ごもり需要)
    PC・ゲーム機・クラウド利用増で半導体需要が爆発的に拡大。テレワークやオンライン授業が背景にありました。

  • 2021年(世界的な半導体不足)
    半導体不足は記憶に新しいです。自動車メーカーが生産停止するなど社会問題化に。株式市場でも「半導体不足」がキーワードとなりました。

  • 2022年(在庫調整期)
    スマホ・PC需要が落ち着き、メモリ価格下落半導体株も大幅調整し、投資家心理も冷え込みました。

  • 2023年(生成AIブーム)
    ChatGPTをきっかけにAI需要が急拡大。NVIDIAなど関連株が急騰し、再び半導体株が大きな注目を浴びました。

  • 2024〜2025年(分野ごとに明暗)
    AI・クラウド向けは好調。一方でスマホ・PC市場は回復が鈍く、企業ごとの差が大きく出ています。

 

このように、山と谷を繰り返しながらも、半導体需要は長い目で見れば伸び続けています。

 

昔から半導体には波があったんだね!最近のアップダウンだけじゃなくて、ずっと繰り返してきたんだね!

その通り。2000年代も2010年代も、上がっては下がりを繰り返してきたんだ。でも、そのたびに半導体は大きく成長してきたんだよ🐶

波があっても前に進んでるってことなんだね🐰✨

 

 

 

これからの半導体投資 ― 長期目線で考える

 

半導体は短期的には波がありますが、長期で見れば需要は確実に拡大していきます。

 

理由はシンプルです。


5G、自動運転、AI、クラウド――未来の技術はすべて半導体を必要としています。電気自動車1台に使われる半導体の数は、従来のガソリン車の数倍。スマホ1台の中にも数千個の半導体が組み込まれています。

 

つまり「未来の成長 = 半導体需要の拡大」と言えます。長期目線で見ながら、未来を支えるインフラへの投資だと考えることが大切です。

 

未来のワクワクと投資がつながってるんだね♪

だからこそ半導体夢と現実の両方を支えているんだよ

私も未来を応援する気持ちで見ていきたいな🐰✨

 

 

 

おわりに

 

本記事をご覧いただき、ありがとうございました🐰

 

これまでシリーズで見てきた半導体は、生活や未来を支える「縁の下の力持ち」でした。そして今回のシリーズ⑥では、それが「お金」や「投資」と直結している姿を見てきました。

 

AI、車、クラウド、そして未来の技術――。その成長が半導体需要を押し上げ、株式市場や経済を大きく揺らしています。短期的には波があっても、長期的には確実に伸びていく産業。

 

半導体は夢と現実をつなぐインフラであり、投資の世界でも最重要テーマのひとつです。

 

今までの話が全部つながって、すごく理解が深まったよ!

その理解が投資にもつながるんだ。これでシリーズもいよいよラストだね

最後までワクワクしながら読みたいな🐰

 

 

 

📚用語ひとこと説明

 

EDA(電子設計自動化)
チップの設計を支えるソフト。例えると「建築図面を描くCADソフト」の半導体版。

 

ファウンド
半導体を受託して製造する企業。例えると「注文住宅を建てる工務店」。

 

✅ EUV露光装置
回路をウエハーに刻むための機械。例えると「極細のレーザープリンター」。

 

✅ パッケージング
チップを保護して使える形に整える作業。例えると「宝石をケースに収める」ようなもの。

 

景気循環(サイクル)
需要と供給の波で景気や株価が変動すること。例えると「ジェットコースターの上下運動」。

 

本記事は以上です♪
本記事をご覧いただき、ありがとうございました!

 

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