うさたんの投資ブログ

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長期投資の魅力と懸念点解説!✨

 

こんにちは!うさたんです♪

 

株式投資では、購入した企業の株式を長く持ち続ける長期投資⏰があります。

 

「長期」の定義は、一人一人で異なりますが、おおよそ10年以上が該当すると思います。長期間の投資によって、複利効果やリスク分散、そして株価や景気、市場の変化に惑わされず投資を行うことができると言われています。

 

そのため、日本だけではなく世界中の多くの投資家は、インデックス投資を始めとして、長期投資をしています。

 

本記事では、私が思っている長期投資の魅力と懸念点、その対策についてご紹介します。

 

投資期間は、人それぞれ合う合わないがあります。また、投資目的や投資手法によっても最適な投資期間が異なります。

※投資目的によっては、短期投資が向いている方もいると思います


本記事が皆様にピッタリ合う、投資期間が見つかるきっかけになれば嬉しいです(*^▽^*)

 

 

 

 

 

長期投資の魅力①:企業成長を享受できる

 

企業はゆっくり成長する!?

 

私はメインで長期投資をしています。その一番の理由は、企業成長を享受できるからです。

 

 

多くの企業はゆっくり利益を積み重ね、緩やかに成長します。

 

 

例えば、積水ハウスの過去11年間の業績推移を見てみます。

出典:積水ハウスVALUE REPORT2024(2024年1月期)」

 

この資料は、積水ハウスアニュアルレポート(2024年度版)だよ

売上高や営業利益が順調に伸び続けているね!

もちろん年によって、浮き沈みの増減はあるよ。でも、右肩上がりだよね。このように、多くの企業は、ゆっくり利益増益をしながら成長していくんだ

IR BANKでも確認してみるね♪

 

ポイント① なんでゆっくり成長するの?多くの企業はなぜゆっくり成長するのでしょうか。理想は急激に成長してほしいですよね!

ゆっくり成長する理由はいくつか考えられます。その中で特に有名なのが、企業による投資の影響です。

企業は純資産(返済義務がなく、自由に使えるお金)を使って、様々なことに投資を行います。

例えば、設備投資です。製造業であれば、製品を作るための機器を購入し、それを活用して製品を作ります。

いぬたん達の身近な例だとPCが該当するよ。仕事においてのPCは、値段にもよるけど、基本的には固定資産に該当するよ。顧客との連絡手段(メール)や、依頼を受けた際、PCソフトを使って製作もするんだ。その結果、PCを利用したからこそ売上高アップに繋がるんだ


また、人員増員やスキルアップ研修、オフィス増床、ストックオプション導入も企業による投資といえます。製品を作るためにはそれを扱う人や売り込みの為の営業トーク術、人員増加に合わせたオフィスの広さ、従業員のモチベーションアップが必要です。

企業側でこれらの投資を行うと、一時的に多くの費用(販管費)がかかります。

※そのため、一時的に営業利益の減益に繋がります

ただ、その投資した分がリターン✨として、将来的に企業の売上高アップに繋がる可能性があります。



ポイント② 企業側の投資で大切なことは?やみくもに企業が投資をすれば良いのではありません。

もちろん積極的な投資を行えば、その分売上高は伸びると思います。ですが、売上高に対して費用が多いと、無駄になってしまいます。


企業は投資したからには、投資に見合うリターンを回収しないといけないです。


そこで、費用対効果が大切になります。理想は少ない費用で最大限の売上高や高利益を継続的に出し続けることです。

費用対効果の確認方法として、ROA(総資産に対する利益の割合)や、営業利益率(売上高に対する営業利益の割合)等があります。

少ない費用で多くの利益を長期的に出し続けている場合、それは企業独自の仕組みがある✨と言えます。このような仕組みがある企業の業績は、上昇し続けることが期待できます!

このような仕組みがあることを知っていれば、もし決算で営業利益が減益になったとしても、私たちが企業投資の視点で問題有無を判断することができます。

ゆっくり成長するために必要な企業投資について、決算短信やIR情報等で確認したいです(*^▽^*)

 

 

 

 

 

長期的に配当金を貰う&増配が期待できる🍎?

 

前節でご紹介した通り、企業はゆっくり成長していくことが多いです。

 

成長に伴って、ゆっくりですが着実に配当金の増配が期待できます。

 

例えば、NTT積水ハウスの配当金実績について見てみます。

■NTTの配当実績

出典:NTT「2024年度 第3四半期決算について」

 

積水ハウスの配当実績 

出典:積水ハウス「2025年度 経営計画説明会資料」

 

NTTも積水ハウスも年々、配当金が増配し続けています。長期的に保有すれば配当金を貰いつつ、配当金の増配が期待できます。

 

他にも、配当金を増配し続けている企業は多数あります。

 

ポイント!
米国では、連続増配企業は沢山あります。例えば、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)やコカ・コーラ(KO)は、約60年以上連続増配しています。

日本で米国のように長期間連続増配している企業はありません。唯一、25年以上連続増配している企業は、王(4452)だけです。

今後日本でも、米国のように長期的に連続増配する企業が増えることを期待しています。

 

長期的に配当金を貰いつつ、増配を期待することについて、趣味の園芸(果樹栽培)で例えて考えているんだ

どんな感じなの!?

大きな果物の樹木があってね、毎年決まった時期に沢山の果物🍎🍊🍇が収穫できるイメージだよ。園芸店で様々な樹木を購入することで収穫できる果物の種類が増えたり、年々樹木自体が大きくなって、収穫できる果物の収量が増えていくんだ。これを高配当株投資で例えると次のようなイメージだよ

 

果物🍎 = 配当金💰
樹木 = 高配当の企業
樹木の種類が増える = 複数企業の分散投資
樹木の成長 = 企業成長(利益増益)

 

イメージできるかも!長期投資で高配当株を保有するってことは、その期間、ずっと果物を収穫できるんだよね♪

このように例えると、長期的に保有し続けたくなるんだよね。だって、果樹を育てていればお手軽に果物=配当金を貰えるからね。もし保有している高配当株の株式を売却する場合、例えると、果物の樹木を伐採してしまう事なんだ

せっかく果物が収穫できるのに、なんだか勿体ないなぁ💦

たしかに利益確定にはなるけど、長く持っていれば毎年沢山の果物を収穫できるからね。だからこそ、長期投資を選択しているんだ

 

こちらの写真は、一昨年と去年に収穫したブルーベリーとミニトマトラズベリーです(*^▽^*)
ブルーベリーは凍らせて、ヨーグルトに乗せて食べると美味しいです🐰
今年も沢山収穫出来たら嬉しいです🍇🍅

 

 

 

 

 

長期投資の魅力②:精神的に楽!誰とも勝負しなくても良い

 

長期投資は精神的に楽!?

 

長期投資を選択している2つ目の理由は、精神的に楽になるからです。

 

株式投資ハイリスクな一面があります。

 

株価が大きく上がることもあれば、下がることもあります。

 

保有している企業の株価が下がれば、含み損になってしまいます。

 

ですが、含み損の株式を売却しなければ、損失は確定しません。損失がなければ、不安に感じることは少ないと思います。

 

※リスク許容度を守っている場合に限ります

 

また、含み損になっている企業が配当金を出してくれるなら、含み損のまま配当金を貰い続けることもできます。

 

これらより、長期投資は精神的に楽だと思っています。

 

いぬたんが保有している企業の株価で取得単価より大きく下がっているのもあるんだ

うさたんも含み損になってる銘柄あるよ💦

でも、結局売却しなければ損失確定にならないから、全然気にならないよ。それに長期で持っていれば、その内戻ることもあるかもしれないんだ

配当金も貰えるから気長に待ってる♪



 

 

 

長期投資では勝負が無い世界。唯一の対戦者は自分自身!?

 

株式投資は、ゼロサムゲームと言われることがあります。

 

ゼロサムゲームとは、一方が利益を得ると、もう片方が損失を被ることを意味しているよ

つまり、利益と損失の合計が常にゼロになることを言うんだよね♪

 

誰かが安く株式を買った(お得)場合、安く株式を売ってしまった人(損)がいます。
逆に、誰かが高く株式を買った(損)という場合、株式を高く売れた人(お得)がいます。

 

これらは勝負として、勝ち負けが存在してしまいます。

 

長期投資は、原則売らない為、勝負不要です。

※買う時だけは別です。ですが、長期的に保有するので、極端に高値掴みじゃなければ、問題ありません

 

私は遊びのゲーム以外、誰かと勝負するのは嫌いです。もちろんギャンブルも嫌いです。勝敗が決まると、負けた方は悔しいですし、恨みに変るかもしれないからです。

 

だからこそ、長期投資をすることで、勝負しないようにしています。

 

ただ、長期投資で唯一の勝負があるとすれば、自分自身との勝負です。

 

恐怖と欲望が、長期投資の妨げになることがあります。

 

取得単価に対して3倍の株価になったら、利益確定で売却したくなることがあるかもしれません。

 

反対に取得単価に対して半分の株価になれば、損切りや狼狽売りで売却したくなるかもしれません。

 

長期投資においては、自分自身で決めた決意が揺らがないように、想定外のことをしないようにしたいです(*^▽^*)

 

 

 

 

 

投資シナリオを考えよう

 

具体的に長期投資をしたい場合、どうすれば良いのでしょうか。

 

1つの方法としてお勧めなのが、株式購入する前に投資シナリオを考えることです。

 

私の場合、次のようなシナリオを想定しています。

①絶対に売却しない

・長期的に配当金を貰い続けたい
・配当金の増配を期待する
・安全性が高い企業を選びたい
②10年間は売却しない

・でもその後は保有&売却、いずれかを検討する
・配当金&キャピタル、両方狙い
・企業はゆっくり成長するので、株価もそれに合わせて上昇すると期待
・その期間、配当金を貰い続ける
③3か月後に売却する

・キャピタル狙いの投資
・短期売買枠(私の中では全体の5%程の割合。お試し枠。メインは①と②)


※投資家さん一人一人でシナリオが異なると思います。上記3つは、数ある内の一つとして参考頂けたら嬉しいです(*^▽^*)



★参考:私の過去記事

usausa-toushi.com

 

 

この中で、①と②が私の中での、投資シナリオ(長期投資枠)です。

 

予め購入前に、これらのシナリオを想定しておくと、途中でブレずにいられると思います。

 

ぜひお勧めなのでお試しください(*^▽^*)

 

 

 

 

 

長期投資の懸念点と対策

 

懸念点:長期間マイナスに働くことがある

 

長期投資は良い面ばかりではありません。

 

懸念点として、長期的に業績が下がり続け、長期保有だからこそ、その影響を受け続けてしまう可能性があります。

 

長期的に業績が下がり続ける場合、企業側で、何かしらの問題を抱えていることが考えられます。

 

例えば、売上高よりも借金が多い状態や、突発的な景気や為替の影響を受けることです。

 

※現在のトランプ相場や、急激な円高です。自動車産業等、業種によっては大きな影響を受けます。

 

これらは通常の複利とは別に、マイナスの複利が働きます。長期投資する場合は、絶対に避けたいです💦

 

では、どのようにすれば、これらを防ぐことが出来るのでしょうか。次節で対策についてご紹介します。

 

対策①:企業分析が必要

 

どの企業を保有するのか、また現時点や将来的に問題が無いのか、調べることが大切です。

 

私は、1つの参考として、過去の企業業績の実績を調べるのが大切だと思っています。

 

例えば、決算分析で次のようなことが確認できれば、とても安心できます。

 

・コロナ禍のタイミングでも業績が良かった(不景気に強い
・過去10年間で売上高が増加傾向(安定した利益増益が期待できる
・配当金は2013年頃から連続増配(株主還元の思いが伝わる
自己資本比率が80%前後で有利子負債ゼロ(長期的に安心して保有できる
等々

 

 

もちろん過去から現時点までで問題が無くても、将来的に問題になることもあるんだ。だからこそ、直近の決算書を確認することは大切なんだ

いつの間にか悪化していることもあるもんね💦

特に企業不祥事や突然の企業方針の転換には気をつけたいんだ。不祥事は粉飾決算、そして企業方針転換は、急な優待品の取りやめとかだよ。いぬたん達の大切なお金を企業に投資するからこそ、企業について調べていきたいんだ

 

 

対策②:リスク分散をする🥚

 

万が一に備えて、投資する企業について、集中的に投資しないようにしたいです。

 

これについて有名な投資格言があります。

 

『卵は一つのカゴに盛るな🥚』

 

media.rakuten-sec.net

 

これはリスク分散の重要性を表したものです。

 

卵をすべて一つのカゴに入れると、そのカゴを落とした場合、全て割れてしまう可能性があります。ただ、複数のカゴに分けていた場合、失うのは落としたカゴの分だけで、他のカゴに入れた卵は無事でいられるという意味です。

 

株式投資において、何が起こるのかわかりません。今回のトランプ相場のように、関税を課される可能性や、為替が急激に動くこと等、様々です。

 

関税や為替の影響を受ける業種だけではなく、全く影響がない業種も保有することで、長期的にマイナスになり続けることを避けたいです。

 

長期投資する場合、安心して株式保有できるように、リスク分散をしたいです(*^▽^*)

 

 

 

 

 

おわりに

 

本記事をご覧いただき、ありがとうございました♪

 

今日は長期投資についてお話しました。

 

投資期間(短期、中期、長期)について良い面、悪い面があります。

 

そのため、絶対にこれが正解!っていうのはありません。

 

どの投資期間が自分自身に当てはまるのか、少しずつ試しながら見極めていきたいです。

 

もし、長期投資に興味がある方、また長期投資をしてみたい方に、本記事が参考になれば嬉しいです(*^▽^*)

 

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