うさたんの投資ブログ

投資のお勧め情報をお伝えします。

【シリーズ①】NTTグループの温暖化対策 | Green Innovation toward 2040の全体像

 

こんにちは!うさたんです♪

 

まさに今、気温の高い日が続き、大雨などの災害や猛暑が各地で発生しています。これは日本だけの話ではなく、世界各国でも同じような状況が見られ、地球温暖化の影響がより身近に、そして深刻になっています。


このままではいけない──そんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

 

こうした中、環境問題に真剣に取り組む企業は世界的にも注目を集めています。今回のシリーズでは、その一つであるNTTグループに焦点を当て、NTTグループの温暖化対策をご紹介します。

 

NTTグループとは、NTT(旧社名:日本電信電話)を中心とした企業グループの総称です。国内外で通信事業をはじめ、データセンター運営、システム開発、エネルギー事業など幅広く展開しており、NTTドコモNTTデータTOBにより、2025年9月26日に上場廃止予定)、NTTコミュニケーションズなどが主要なグループ会社です。国内最大級の通信インフラを持つと同時に、グローバルでもIT・通信分野で存在感を発揮しています。

 

NTTグループはこの課題に真正面から取り組み、「Green Innovation toward 2040」という長期戦略を2021年9月に掲げ、2040年までにカーボンニュートラル温室効果ガス排出量の実質ゼロ)を達成することを目指しています。

 

本記事では、その全体像を投資家目線でも整理し、シリーズ第1回としてお届けします。本記事が皆さまの参考になれば嬉しいです。

 

難しい用語が多数あります。本記事の最後に用語説明がありますので、ご参照ください🐰

 

 

 

 

戦略の柱「Green Innovation toward 2040」とは

 

NTTは2013年度比で2030年度までに温室効果ガス(Scope1&2)を80%削減、さらに2040年度にはScope1〜3すべてでネットゼロを目標にしています。

 

Scopeとは?

  • Scope1:自社が直接排出する温室効果ガス(例:自社施設で燃料を使う)

  • Scope2:電力や熱など外部から購入したエネルギーによる間接排出

  • Scope3:取引先や製品使用など、サプライチェーン全体での排出

 

NTTの戦略は中期経営戦略とも連動しており、環境施策を「成長戦略の一部」として位置付けています。

 

これは単なるCSR活動ではなく、事業の競争力を高める武器として活用している点が特徴です。

 

補足説明
カーボンニュートラル達成は、電力コスト削減・ブランド価値向上・ESG投資の呼び込みなど、多方面に効果があります。

海外投資家は温暖化対策の有無を重視する傾向が強く、戦略的意義は大きいです。

 

Scopeって数字がついてるけど、全部意味が違うんだね!NTTは全部ゼロにしようとしてるの?

そうだよ。自分の会社で使う電気や燃料だけじゃなく、取引先や製品の使われ方まで含めてゼロを目指すんだ。かなり大きな挑戦なんだ

すごい…!これ全部できたら、世界中から注目されそう🐰✨

 

 

 

三本柱の取り組み方向

 

統合報告書によれば、NTTの脱炭素戦略は大きく3つの方向に分かれます。

 

✅省エネの徹底
社内のエネルギー効率改善(TPR運動)が代表例。省エネ機器や空調改善などで2023年度には約1.8億kWhの電力削減に成功。これは一般家庭約50万世帯分の年間消費電力量に相当します

再生可能エネルギーの拡大
2023年度の再エネ比率は42%(35億kWh)。2030年度までに半分以上を自社発電でまかなう計画です

✅革新的技術の導入
超低消費電力ネットワーク「IOWN」、AIによる運用効率化、データセンターの高効率化などを推進

 

具体例

  • IOWN:従来比で消費電力を最大100分の1にできる可能性がある次世代通信基盤。

  • TPR運動:エネルギー利用状況の見える化と改善策の導入による電力削減活動。

  • 再エネ発電:NTTアノードエナジーによる太陽光・風力発電所の開発。

 

1.8億kWhってどれくらいすごいの?

一般家庭50万世帯分だから、もし全部家庭の電気に回したら、丸ごと1つの都市を動かせるくらいだよ

わぁ…!しかも再エネも半分以上自分で作るって、エネルギーの自給自足だね!

 

 

 

投資家が注目すべきポイント

 

温暖化対策は環境保護だけでなく、収益構造や株価にも影響します。

 

NTTの場合、以下のようなメリットが見込めます。

 

  • コスト削減効果:省エネによる電力コスト減少

  • 新規事業創出:再エネ発電や環境コンサルティング事業など

  • ESG資金の流入:国際的評価の高まりによる資金調達力アップ

 

ESGとは?

  • E(Environment):環境

  • S(Social):社会

  • G(Governance)企業統治

 

多くの投資家さんは、環境のこともちゃんと見てるんだね

そうだよ。環境に配慮してる会社は、将来のリスクが少ないって思われるから、お金が集まりやすくなるんだ。いぬたんも環境問題を意識している企業には注目しているよ

じゃあNTTはお金の面でも強くなれるってことだね!今後は環境問題に取り組む姿も意識してみてみるね🐰

 

 

 

今後の展望

 

今後のNTTは、再エネ比率のさらなる向上だけでなく、サプライチェーン全体の脱炭素化や資源循環(リユース・リサイクル、有害廃棄物の管理)にも注力します。

 

Scope3削減の難しさ
取引先や製品使用まで含めた排出削減は、多くの企業が苦戦する分野です。ここで成果を出せれば国際的評価が高まります。

 

また、通信と再エネ、AI技術を組み合わせたGX(グリーントランスフォーメーション)ソリューションの展開も視野に入れています。

 

Scope3までやるのって、すごく大変そう…🐰💦

でもそこをクリアできたら、世界中から『本気の企業』って認められるよ

 

 

 

まとめ

 

NTTの「Green Innovation toward 2040」は、省エネ・再エネ・技術革新の三本柱で2040年までのカーボンニュートラルを目指す戦略です。

 

これは環境保全にとどまらず、コスト削減や新規事業、ESG評価の向上によって企業価値を高める取り組みでもあります。

 

Scope3まで含めた全排出量の削減を掲げる姿勢は国際的評価にもつながり、長期的な成長を支える基盤となるでしょう。

 

今日はNTTの『Green Innovation toward 2040』について色々わかった♪

省エネ・再エネ・技術革新の三本柱で、2040年までにネットゼロを目指してるんだ

しかも、それが環境だけじゃなく、株価や会社の強さにも繋がっているんだね🐰

そう。これからの投資は、環境と経済を両立できる企業がカギになる。NTTはその代表例の一つだよ

次は、もっと詳しく再エネや省エネの取り組みを知りたいな!

じゃあ次回はTPR運動やIOWNの仕組みを、もっと掘り下げていこう

 

📚用語ひとこと解説

 

NTTグループ
NTT(旧社名:日本電信電話)を中心とした企業グループ。通信事業を中核に、ITサービス、データセンター、エネルギー事業などを国内外で展開

 

カーボンニュートラル
温室効果ガスの排出量と吸収量を差し引きゼロにすること

 

✅Scope1〜3
企業活動で排出される温室効果ガスの区分。Scope1は自社の直接排出、Scope2は購入した電力等による間接排出、Scope3はサプライチェーン全体での排出

 

✅TPR運動
社内のエネルギー利用を見える化し、改善して削減する活動

 

✅IOWN構想
光と電波を融合した次世代通信ネットワーク構想。従来の最大100分の1の消費電力を目指す

 

✅ESG評価
環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の3つの観点で企業を評価する指標

 

本記事は以上となります♪
本記事をご覧いただき、ありがとうございました!

 

ブログランキング応援ボタン✨

「本記事の内容が良かった!」と思っていただけましたら、
ぜひ応援(下記画像クリックで1票)をお願いいたします🐰🐶

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村