
こんにちは!うさたんです♪
会社四季報2025年4集秋号のパート8です♪
今回は、証券コード【8000~8999】の範囲にある注目企業です🐰✨
この範囲の特徴は、日本の金融を支える大手企業が多く含まれていることです。三菱UFJフィナンシャル・グループやSBIホールディングス、岡三証券グループ、第一生命ホールディングスなど、銀行・証券・保険を中心とした金融インフラ企業が揃っています。
一方で、半導体製造装置で世界トップシェアを誇る東京エレクトロン、アウトドアブランドで成長を続けるゴールドウインなど、製造業やブランド力のある企業も顔を並べています。
前回【7000~7999】では「暮らしと産業を支えるモノづくり」が中心でしたが、今回は「金融の大手と世界で戦う半導体」が主役です。安定性と成長性の両面から、投資先を考えるヒントになれば幸いです。
本記事では、自己資本比率の高さや収益性に加えて、配当金(増配実績)も評価基準に取り入れています。利上げ局面でも安定した財務基盤を持ち、長期投資に向く企業を厳選しました。
お宝企業の発見のヒントになれば嬉しいです🐰✨
今回選んだ企業一覧
さっそく、ピックアップした企業を見てみましょう🐰
| コード | 銘柄名 | 業種 | ひとこと特徴 |
|---|---|---|---|
| 8035 | 東京エレクトロン | 電気機器 | プライム市場:半導体製造装置で世界トップシェアを誇るリーディング企業 |
| 8111 | ゴールドウイン | 繊維製品 | プライム市場:スポーツ・アウトドアブランドを展開、世界的ブランドと成長 |
| 8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 銀行 | プライム市場:日本最大のメガバンク、海外展開も積極的 |
| 8473 | SBIホールディングス | 証券・商品先物 | プライム市場:ネット証券をはじめ金融サービスを幅広く展開 |
| 8593 | 三菱HCキャピタル | その他金融 | プライム市場:リース・金融サービスを総合的に展開 |
| 8609 | 岡三証券グループ | 証券・商品先物 | プライム市場:老舗の証券会社、地域密着型の強み |
| 8750 | 第一生命ホールディングス | 保険 | プライム市場:国内大手の生命保険会社、安定した収益基盤 |
| 8898 | センチュリー21・ジャパン | 不動産 | スタンダード市場:不動産仲介フランチャイズを全国展開 |
評価基準について
本記事では、会社四季報(秋号)とIR BANKのデータをもとに、以下の5つの観点から企業を評価しました。★は5段階でシンプルに比較できるようにしています。気になることがあれば、★の横にコメントしました♪
※今回のみ、銀行・証券・保険の業種についての補足説明を追加しています。
1. 売上高(成長の継続性)
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★★★★★:5期以上連続で増収
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★★★★☆:直近3期連続で増収
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★★★☆☆:おおむね横ばい
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★★☆☆☆:減収傾向あり
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★☆☆☆☆:継続的な減収
3. 安全性(財務の健全性)
※利上げ局面を踏まえ、自己資本比率を重視しました。
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★★★★★:自己資本比率75%以上(極めて強固)
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★★★★☆:65~74%
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★★★☆☆:55~64%
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★★☆☆☆:50~54%
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★☆☆☆☆:50%未満(今回の選定では対象外)
銀行業(自己資本比率は国際基準を参考)
証券・保険業
※自己資本比率では業態の特性を正しく表せないため、本記事では「参考情報」として扱い、★評価は行わない。
4. 成長性(改善力:営業利益率と5期平均の比較)
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★★★★★:直近期の営業利益率が5期平均より +3pt以上 高い
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★★★★☆:同 +1~+2pt 高い
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★★★☆☆:同 ±1pt以内(横ばい)
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★★☆☆☆:同 -1~-2pt 低い
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★☆☆☆☆:同 -3pt以上 低い
5. 配当金(増配実績)
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★★★★★:5期以上連続で増配
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★★★★☆:3~4期連続で増配
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★★★☆☆:配当維持または増配と減配が混在
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★★☆☆☆:減配が目立つ(直近5期で2回以上減配)
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★☆☆☆☆:無配または減配が続いている
補足:金融業の自己資本比率について
銀行や証券、保険といった金融業の企業は、製造業やサービス業と比べて自己資本比率が低く見えるのが特徴です。ですが、これは経営が不安定だからではなく、お金を預かって運用する仕組みだからです。
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銀行は、お客さんからの預金が会社の中で大きな割合を占めます。この預金は会計上「負債」として扱われるため、自己資本比率が自然と低くなります。
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証券会社も、顧客から預かったお金を元手に取引を行うため、同じように負債が大きくなります。
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保険会社も、保険料を長期間にわたって預かるので、それが負債となり、自己資本比率が低く見えるのです。
👉 イメージとしては、「会社の資産の大半が、お客さんから預かったお金でできている」状態です。そのため自己資本比率は低く出ますが、これは金融業特有の仕組みであり、危険だから低いというわけではありません。
💡 注意!「①自己資本比率が低いのに加えて赤字が続いている」「②何度もお金を補充しないと健全性を保てない状況(=増資など資本を繰り返し補っている)」の場合は注意が必要です。
おすすめ企業紹介
東京エレクトロン(8035)
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売上高:★★★★★ | 2009年からゆるやかに上昇!右肩上がり✨
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収益性:★★★★★ | ROE30.3% ROA20.7%✨
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安全性:★★★★☆ | 自己資本比率74%&有利子負債ゼロ♪
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成長性:★★★★★ | 5期平均より3.3pt改善&営業利益率28.7%♪
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配当金:★★★☆☆
👉 目を引く好業績です!半導体製造装置で世界トップクラスのシェアを誇る日本を代表する企業です。世界的な半導体需要を背景に高収益を維持。安全性が高く、高ROE&ROAで魅力的です♪
ゴールドウイン(8111)
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売上高:★★★★★ | 2011年からゆるやかに上昇!右肩上がり✨
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収益性:★★★★★ | ROE23.2% ROA20.7%✨
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安全性:★★★★★
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成長性:★★☆☆☆
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配当金:★★★★★ | 2013年から連続で増配中♪
👉 「THE NORTH FACE」など人気ブランドを展開し、国内外での需要拡大が続いています。ブランド力を背景に安定した成長を見込める企業です。売上高の増収や収益性の高さ、配当実績がピカイチです。今月末に9月30日に株式分割を実施予定です。株価が若干高めなので、分割後に狙いたいです♪
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
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経常収益:★★★★★ | 2011年からゆるやかに上昇!右肩上がり✨
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収益性(ROE):★★★★☆
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安全性:★★★★☆(メガバンクの国際統一基準で評価)
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成長性:★★★★☆
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配当金:★★★★★ | 2015年から緩やかに増配中♪
👉 多くの投資家に大人気企業の一つですよね♪経常収益(売上高)は年々上昇傾向です。配当実績も増配傾向。長期保有したい企業の一つです♪日本最大のメガバンクとして強固な顧客基盤を持ち、海外展開も積極的に進めています。
SBIホールディングス(8473)
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営業収益:★★★★★ | 2011年からゆるやかに上昇!右肩上がり✨
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収益性(ROE):★★★★★
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安全性:評価なし(証券業のため。下記コメントと上記補足を参考)
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成長性:★☆☆☆☆ | 5期平均より3.9pt減💦
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配当金:★★★★★ | 2013年から緩やかに増配中♪
👉 私含め、多くの方が利用している日本を代表するネット証券です♪そのほか、銀行・保険など金融事業を幅広く展開しています。証券業は顧客資金を運用するため、自己資本比率は低く出やすく、一般企業と同じ基準で評価できません。そのため安全性は参考扱いとしています。積極的な事業拡大で成長を目指す一方、収益変動は大きめです。配当実績は増配傾向です✨
三菱HCキャピタル(8593)
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売上高:★★★★★ | 2014年からゆるやかに上昇!右肩上がり✨
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収益性:★★★★☆
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安全性:★★★☆☆
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成長性:★★★★☆
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配当金:★★★★★ | 2010年から連続で増配中♪
👉 多くの投資家に大人気企業の一つですよね♪リースやファイナンスを幅広く手掛け、安定した収益基盤を持つ企業です。自己資本比率は15.3%と低めですが、これはリース業というビジネスモデルの特性によるものです。多額の資金を借り入れて設備を購入し、それを顧客に貸し出す仕組みのため、負債が大きく計上されやすいのです。低い数字は業界全体の特徴であり、直ちに経営の不安定さを意味するものではありません。配当実績は2010年から連続増配中!ぜひ長期保有したい企業の一つです✨
岡三証券グループ(8609)
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営業収益:★★☆☆☆ | 過去18年間(2008~2025)で減収傾向💦
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収益性(ROE):★★★☆☆
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安全性:評価なし(証券業のため。下記コメントと上記補足を参考)
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成長性:★★★★★ | 5期平均より8.7pt改善✨営業利益率15.7%!
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配当金:★★★☆☆ | 2019年と2020年のみ減配。それ以外は増配傾向
👉 老舗の証券会社で、地域密着型のサービスに強みがあります。証券業は業態の特性上、自己資本比率が低めに出るため、ここでは安全性の評価をしていません。市場動向の影響を受けやすいものの、安定配当を維持しています。営業収益(売上高)について、減収傾向&波があるのが気になります。
第一生命ホールディングス(8750)
👉 国内大手の生命保険会社で、安定した収益基盤を持っています。保険業は顧客から預かった保険料が大きく負債に計上されるため、自己資本比率は低めに見えます。本記事では安全性の評価を行わず、参考として扱っています。海外事業も拡大しており、株主還元も堅実です。配当実績は2021年の15.5円据え置きを除き、2013年から連続で増配中です♪
センチュリー21・ジャパン(8898)
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売上高:★★★☆☆ | ほぼ横ばい
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収益性:★★★★★
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安全性:★★★★★ | 自己資本比率85.6%&有利子負債ゼロ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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成長性:★★★★☆ | 営業利益率26.5%♪
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配当金:★★★☆☆ | 配当維持
👉 不動産仲介のフランチャイズを全国展開しています。景気や金利動向に左右されやすい業態ですが、全国的なネットワークを強みに安定した事業運営を行っています。安全性の高さから、安心して長期保有できる企業です♪
おわりに
本記事をご覧いただき、ありがとうございます🐰
8000~8999の範囲は、日本の金融を支える大手企業と、世界を相手に戦う半導体やブランド力のある企業がバランスよく含まれています。
特に、東京エレクトロンのような世界的な半導体製造装置メーカーは、日本を代表する成長株として長期的に注目できます。
一方で、金融や保険、不動産は景気や金利に左右されやすい業態ですが、安定配当を続ける企業も多く、長期保有の選択肢として検討しやすい分野です。
安定と成長、それぞれの側面から投資を考えるヒントになれば幸いです。
半導体と銀行について、シリーズでご紹介しました♪
読み物として、皆様の参考になれば嬉しいです🐰✨
■半導体シリーズ(全7回:完結)
■銀行シリーズ(シリーズ②までアップ。後日シリーズ③以降をアップ予定です🐰✨)
次回は【9000~9999】の範囲から注目企業をご紹介します🐰✨
本記事は以上です♪
本記事をご覧いただき、ありがとうございました!