うさたんの投資ブログ

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【決算振り返り】営業減益の背景と今後の注目点(竹内製作所/2026年2月期3Q)

 

こんにちは!うさたんです♪

 

今日は竹内製作所(6432)の2026年度3Q決算について振り返りたいと思います🐰

決算の数字を見ていくと、売上高は増加している一方で、営業利益は前年同期比で減益💦となっており、この点が気になった方も多いのではないでしょうか。

ただ、営業利益だけで判断してしまうと、今回の決算の全体像が少し見えにくくなる印象も受けました。経常利益や最終利益まで含めて眺めてみると、「単純に業績が悪化した決算?」と言い切るのは違うように感じられる部分もあります。

そこで本記事では、今回の決算について特に注目したいポイントをいくつかに絞り、数字の背景や、その受け止め方をご紹介します。

投資目的や投資手法、投資期間によって決算の見方や考え方にはさまざまな捉え方がありますが、本記事の内容が数ある多くある見方のうちの一つとして、参考になれば嬉しいです🐰✨

 

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今回の決算を一言で言うと

 

出典:竹内製作所『第3四半期 決算参考資料[2026年 2月期]』

 

今回の決算を一言で表すなら、「売上は堅調に伸びたものの、本業の利益は一時的に押し下げられた決算」と言えそうです。

まずは、決算サマリーで確認できる数字を見てみましょう。

 

項目 前年同期比
売上高 172,833百万円/3.9%増加
営業利益 31,434百万円/-7.0%減益💦
経常利益 32,884百万円/1.6%増益
最終利益 23,473百万円/ほぼ横ばい(0.4%微増)

 

こうして結果を並べてみると、今回の決算の特徴が少し見えやすくなります。

売上は伸びており、順調です。事業そのものが急に弱くなった印象はありません。一方で、営業利益だけが前年同期を下回っている点が、今回もっとも気になるポイントです。

ただ、ここで注意したいのは、「営業利益が減った=会社の調子が悪い?」とすぐに結論づけないことです。営業利益は本業の力を表す大切な数字ですが、その分、関税や人件費といったコストの影響を強く受けます。今回の決算では、そうした要因が重なり、利益が一時的に押し下げられた形になっています。

一方で、経常利益や最終利益は前年同期を上回っており、会社全体として大きく崩れている様子は見られません。このことから、今回の決算は「稼ぐ力そのものが落ちた」というよりも、外部環境や先行的なコストの影響が、営業利益に表れた決算になったと考えるほうが自然に感じられます。

 

決算サマリーを見たとき、営業利益が下がっていることが気になったんだ。売上は増えているのに、利益が減っていると、「何か流れが変わってきたのかな」って思ったりもしたよ。

そう感じるのも無理はないと思うよ。でも、経常利益や最終利益まで見てみると、全部が悪くなった決算ではなさそうだったんだ。次章で営業利益が減ったことについて見てみよう🐶

 

 

 

なぜ営業利益が減ったの?

 

今回の決算で、もっとも気になる点は「営業利益が前年同期比で減益になった理由」だと思います。

営業利益が減った背景として、決算資料から読み取れる主な要因は、次のようなものです。

 

  • 米国関税の影響💦

  • 人件費などのコスト増💰💦

  • 北米市場の一部製品での販売鈍化💦

 

出典:竹内製作所『2026年2月期・第3四半期 決算参考資料』(2026年1月13日)

 

米国関税の影響は、今回の決算で特に大きなポイントです。決算短信に何度も関税の影響について書かれています。関税によるコスト増は一部価格転嫁されていますが、すべてを吸収できているわけではなく、その分が利益を押し下げています。売上が伸びていても、コストが先に増えてしまうと、営業利益にはマイナスに働きます。

次に、人件費などのコスト増です。上記表の通り、増員や賃上げに伴う人的資本への投資など、コスト面の影響も営業利益を押し下げる要因となりました。これは一時的な削減対象というよりも、今後に向けた体制づくりの側面が強く、短期的には利益を圧迫するものの、必ずしも悪い変化とは言い切れない部分でもあります。

北米市場では、製品によって販売の強弱が見られました。すべてが順調というわけではなく、一部で販売が伸び悩んだことも、営業利益の減少につながっています。

こうして見ると、今回の営業減益は「売れなくなったから」というよりも、外部環境やコスト構造の影響が重なった結果と整理するほうが、実態に近いように感じられます。

 

営業利益が下がった理由を見ていくと、「これが原因です」って一つに決められる感じじゃないんだね💦

今回の減益は、売れなくなったというより、コストが先に増えた影響が大きそうだね🐶

理由をこうして整理すると、「数字だけ見て不安になる決算」ではない気がしてきたよ🐰✨

営業減益の背景を知っておくだけで十分だと思うんだ。原因が見えていれば、次にどう見るかも考えやすくなるからね!慌てて投資判断しないようにしよう🐶

 

 

 

この先に期待できることを、どう考えるか(本記事で一番伝えたいこと)

 

今回の決算では、不安に見える点がいくつかありました。ただ同時に、この先に期待できる材料も、決算資料の中にしっかりと含まれているように感じます。

本章では、竹内製作所が今どこに立っていて、どこを目指しているのかについてまとめました🐰

 

①まず押さえておきたい「足元の状態」

 

足元を冷静に見ると、次のような点が確認できます。

 

  • 売上高は前年同期比で増加している✨

  • 経常利益・最終利益は維持できている✨

  • 自己資本比率82.5%と高水準✨

 

つまり、事業が急に弱くなったわけでも、財務的に追い込まれているわけでもない
というのが、まず一つ目の前提です。

 

 

②この先に期待できるポイント💡

 

今回の決算から読み取れる「前向きな材料✨」を、3つ挙げてみます。

 

✅売上は伸びている

営業利益は減りましたが、売上自体は堅調です。需要が消えてしまった状況ではなく、「コストの影響が先に出た」形に見えます。

 

✅市場は一様に悪いわけではない

北米では調整局面が見られる一方で、地域や製品によっては安定した動きもあります。すべてが同じ方向に崩れている印象はありません。

 

✅体力があるから、今の局面を耐えられる

自己資本比率の高さは、

  • 環境変化への対応
  • 先行投資の継続

こうした点で、大きな安心材料になります。

有利子負債もゼロなので、利上げの影響も軽微だと考えられます。引き続き、先行投資を続けながら、将来の利益増益のための種まきを継続できると思います🌱。

 

 

 

③中期経営計画

 

竹内製作所中期経営計画(2026年2月期~2028年2月期)の大きな方向性は、とてもシンプルです。

 

  • 人への投資

  • 生産体制の見直し

  • 製品競争力の強化

  • グローバル市場での安定成長

  • 将来を見据えた経営体質づくり

 

これらは、短期的にはコストとして表れやすく、利益が出にくい時期を作る要因にもなります。ただ、その分、「今だけを見た経営」ではないことも伝わってきます。この将来への取り組みが後々に実を結び、売上高アップや利益増益に繋がると思います🐰

 

④次回の本決算に向けて、期待できること

 

次回はいよいよ2026年度の本決算です。そのため、いくつかの点で「見え方が変わってくる可能性」もありそうです。

まず、これまで営業利益を押し下げていた関税やコスト増については、価格転嫁の進捗や、コスト吸収の度合いが、通期でどこまで進んだかが確認できるタイミングになります。第3四半期までで見えていた課題が、どの程度コントロールできているのかは、本決算で注目したいポイントです。

また、売上が堅調に推移している中で、下期にかけて利益面がどこまで持ち直しているのか、「一時的な減益だったのかどうか」を判断する材料も増えてきます。その意味で、本決算は今回の決算を振り返る答え合わせに近い位置づけとも言えそうです。

 

 

 

⑤為替と金利について(外部要因の影響)

 

現在は円安の水準が続いており、1ドル158.09円です(2026年1月17日 6:59時点)。

海外売上の比率が高い企業にとっては、売上面では追い風になりやすい環境です。この状況が続けば、為替の面ではプラスに働く可能性も考えられます。

一方で、もし今後、日銀による利上げが進むような局面になれば、為替が円高方向に動いたり、景気全体が落ち着いてくる可能性もあります。

ただ、こうした外部環境の変化は、特定の企業だけに起きるものではなく、業界全体が影響を受ける共通のテーマでもあります。その中で、財務に余力がある企業がどう対応していくのか、という視点で見ていくことも大切になりそうです。

 

正直なところ、営業利益の減益に不安だったけど、全部が悪い方向に向かってる感じではないんだね🐰

売上は伸びているし、財務にも余裕がある。今は、先のことを見据えて準備している途中なんだ🐶

 

 

 

おわりに

 

本記事をご覧いただき、ありがとうございました🐰

 

今回の決算を振り返ってみると、営業利益が前年同期比で減益となっており、数字だけを見ると少し不安を感じやすい内容だったと思います。ただ、売上は伸びており、経常利益や最終利益も大きく崩れていないことから、事業そのものが急に弱くなった決算とは言いにくい印象も受けました。

営業利益の減少についても、売れなくなったというより、関税や人件費などのコスト増が先に表れた結果と見ることができます。さらに、自己資本比率の高さに代表されるように、財務面には十分な余力があり、環境の変化に対応できる体力は保たれています。

不安な点がゼロになるわけではありませんが、今回の決算は「悲観だけで片付けてしまうもの」でも、「楽観一色で見るもの」でもなく、この先をどう見ていくかを考えるための材料が多く含まれた決算だったように感じます。

次回はいよいよ2026年度の本決算です。どのような結果になるのか、来期以降の見通し含め楽しみです!

本記事が、数ある見方のうちの一つとして、参考になれば嬉しいです🐰✨

 

本日のプチ情報は以上です♪
本記事をご覧いただき、ありがとうございました!

 

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