うさたんの投資ブログ

投資のお勧め情報をお伝えします。

うさたんのお勧め銘柄紹介【明豊ファシリティワークス(1717)】

 

こんにちは!うさたんです♪

 

毎年配当金が増配している明豊ファシリティワークス(以下、明豊FW)についてご紹介します。

 

明豊FWを初めて知った方や、株式購入を検討している方の投資判断の参考になれたら嬉しいです(*^▽^*)

 

★公式HP

www.meiho.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

基本情報

 

コード 1717
会社名称 明豊ファシリティワークス株式会社
業種 サービス業
設立日 1980年9月
上場日 2004年2月
市場 東証スタンダード
時価総額 113.1億円
発行株式数 12,775,900株
株価 886円※

※2024/7/2付の株価

 

ポイント① どんな事業をしているの? 

オフィスビル、庁舎、校舎、駅舎、工場、研究所、医療施設、データセンター等、各種施設及び働き方改革・オフィス移転プロジェクトにおける 「コンストラクションマネジメント」および「プロジェクトマネジメント」サービスの提供。
基本構想策定、基本計画、設計マネジメント、調達支援、コスト検証、施工マネジメント、移転支援まで あらゆるステージの様々なニーズに応える総合的ソリューションの提供。

引用:企業HP「会社概要」< 

https://www.meiho.co.jp/corporate/outline/

>

「コンストラクションマネジメント」って初めて聞くかも!どういう意味なんだろう…?

コンストラクションマネジメントは発注者の立場になって、プロジェクトの各段階において、運営やコスト管理、スケジュール管理等をマネジメントすることなんだ。よくCMって略されるんだ。

三者に管理してもらえるのは安心できるかも!

 

ポイント② CMはとてもニーズが高い!?
大規模なプロジェクトほど、CMはニーズが高くなります。

実際に私も仕事を通じてオフィス移転を経験しました。CMは利用せず、自社だけで対応したのですが、とても大変でした(´・ω・`)
大まかなスケジュール日程を守りながら、細かなスケジュール(一日に数回ある自社内や業者との打ち合わせ、さらには各課題)をこなしました。
最も大変だったのは、想定外の事(トラブル)が起こった時の調整でした。業者や自社内(自部門や他部門との調整)、各オフィスの管理者等、様々な確認・調整が必要で、とても大変でした。

移転が終わってから感じたのは、ホッとしたことと、大変なので二度とやりたくないでした(;^_^A

これらの経験から、CMはとてもニーズが高いと思います。

オフィス移転よりも大がかりなプロジェクトについて、自社だけで行うのはとても大変です。普段の業務も並行して行うため、工数が非常にかかってしまいます。CMで実施できれば、発注した企業にとって費用対効果は高くなることが期待できます(*^^)v

 

ポイント③ 各セグメントの実績についてご紹介♪

1.オフィス事業

・外務省
「オフィス改革に関するコンサルティング業務(2023年度分)」
を公募にて選定

・国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
「オフィス環境整備計画の立案に係る調査」
に選定


2.CM事業

国土交通省
「2023年度地方公共団体における入札契約改善に向けたハンズオン支援業務」
公募にて選定(国土交通省から10年連続で公募選定)

文部科学省
「グローバル・スタートアップ・キャンパスフラッグシップ拠点(仮称)整備に係る基本計画策定に関する調査・検討事業」
企画競争に応募し、提案が採択される


3.DX支援事業

経済産業省「DX認定事業者」に選定される

 

会社業績

 

過去5年間の会社業績の比較

 

  売上高 売上総利益 販管費 営業利益 経常利益 税引前当期純利益 当期純利益
2020年 4,353 2,290 1,387 902 906 906 639
2021年 4,240 2,299 1,389 909 910 896 620
2022年 4,260 2,281 1,416 865 865 865 606
2023年 4,761 2,533 1,574 958 960 960 651
2024年 5,266 2,771 1,702 1,068 1,070 1,070 790

※単位:百万円

2024年度は、前年度に比べて大きく伸びてるね!

前年度より売上高は10.6%、営業利益は11.5%、当期純利益は21.4%も上昇していて絶好調だね!ゆっくりだけど、着実に成長しているから今後に期待だ

 

 

 

 

 

各種指標

 

  営業利益率 自己資本比率 ROE ROA
2020年 20.74% 73.5% 15.77% 11.59%
2021年 21.5% 71% 15.88% 11.27%
2022年 20.31% 74.7% 14.2% 10.6%
2023年 20.13% 69.6% 14.1% 9.84%
2024年 20.29% 69.2% 15.61% 10.8%

 

過去5年間、営業利益率が高くて、稼ぐ力があるね♪

 

ポイント① 自己資本比率が少しだけ悪化した理由
2024年の自己資本比率が下がりました。
下がってしまった理由について確認してみましょう。

2024年度本決算の貸借対照表を確認してみると、純資産よりも負債の方が増えていることがわかり、このことが要因となっています。

【負債合計】
2023年 1,996
2024年 2,238(+12.13%)

【純資産合計】
2023年 4,624
2024年 5,084(+9.97%)
※単位:百万円

負債の割合が純資産の割合より増えたんだね!負債のどの項目が増えたんだろう?

流動負債は、買掛金や契約負債、賞与引当金が増えたみたいだ。固定負債はそれほど大きな上昇は無かった感じだよ

 

ポイント② 今の株価について

まずは年初来の株価チャートを見てみましょう。


年初来で見てみると、若干株価は高めなイメージを持ちました。2024年1月から2月にかけて800円から940円まで上昇しました。その後、少しずつ株価が下がり続け、現在は880円前後で推移しています。

年初来の株価820円前後で沢山買いたいな~♪

 

次に、2005年10月から現在までの株価チャートを見てみましょう。


2012年から現在まで、株価が右肩上がりで上昇しています。長期的に見ても今の株価は高いと思いますが、ニーズの高さのあり、今後も株価が上がり続けると思います。


株価が急激に上がったり下がったりするタイミングがあるね。株価の変動(ボラティリティ)が大きいから、リスク許容度を守りつつ買うようにしよう

沢山株式を買った直後に株価が大きく下がっちゃったら辛いもんね…

 

 

 

 

 

配当金情報

 

配当金について

 

1株配当金(予) 38円
配当利回り 4.29%※
年間配当回数 1回
権利付き最終日 2025/3/27
権利落ち 2025/3/28

※2024/7/2付の株価

 

配当金は基本年に1回なんだね!次の配当金の権利付き最終日はいつだろう?

次回は2025年3月27日だよ。かなり期間が開いてるから、タイミングをみて株式を買って行こう

配当利回りも高めだし、長期的に保有し続けたいな~




配当金の推移(11期連続増配)

 

  配当金 増減額 配当性向
2013年 5 - 51.6%
2014年 6 1 30.1%
2015年 8.5 2.5 27.2%
2016年 10 1.5 30.1%
2017年 12.5 2.5 33.1%
2018年 13 0.5 35.1%
2019年 21 8 44.4%
2020年 21.5 0.5 40.6%
2021年 26 4.5 49.7%
2022年 28 2 52.8%
2023年 31.5 3.5 55.7%
2024年 37.5 6 54.9%
2025年/予 38 0.5 -

 

11期連続増配なので、株主としてとても嬉しいことだと思います。株主還元に力を入れていることが伝わりますので、今後も配当金の増配が期待できます。

配当性向も50%前後で高すぎないため、無理のない配当金だとわかります。

 

2013年から2025年迄で、33円も増えてる!

11年も連続増配している実績があるから、今後も配当金の増配が期待できるよ




うさたんの投資判断について

 

 

CM事業のニーズの高さにより、売上高増加と企業成長が期待できる


冒頭でご紹介した、明豊FWの事業は、様々なことに選定されることが多くニーズが高いことがわかります。ニーズが高いため、売上高も年々増加し、その事業の付加価値(その企業の強みの一つ)が高いことがわかります。

 

利益の源泉である売上高が増加すれば、各利益の増加し、増加した利益分で投資(戦力となる人的資本への投資等)や、多くの株主還元もできます。私たち高配当株投資家にとって、長期的に保有し続ける中、売上高の増加に伴い、着実に企業成長していくことがとても理想的です。

 

 

配当金の増配が期待できる

 

配当金は、主に当期純利益から出ます。当期純利益が毎年増加するのであれば、その分配当金の増配も期待できます。

 

11期連続で配当金が増配し続けています。明豊FWの当期純利益は毎年増え続けていますので、今後も配当金の増配が楽しみです( *´艸`)

 

 

株価が下がったタイミングを狙いたい

 

現在の株価は、年始の株価と比較すると、若干高いと感じています。といっても、とても誤差の範囲内です。

 

理想は株価が安い時に多くの株式を買う事ですが、株価を予測することはできないため、とても難しいです。リスク許容度を守りつつ、新規買いや買い増ししましょう。

株価が大きく動くことが多い、決算直後のタイミングが、とてもねらい目だと思います(*^^)v

 

 

 

 

おわりに

 

 

本記事をご覧いただき、ありがとうございます♪

 

オフィス移転や大がかりなプロジェクトを完遂するのはとても大変です。それらをマネジメントする明豊FWのCMは、現時点でもニーズは高いですが、今後さらに高くなると思います。今後の企業成長にとても期待です!

 

本記事が皆様の投資判断の一つになりましたら嬉しいです(*^^)v