うさたんの投資ブログ

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注目株の株価と配当推移について思う事【2024/5/24】

 

こんにちは!うさたんです♪

 

私が注目している日本株70銘柄の株価と配当金の推移について、表にまとめました(*^^)v

 

各企業の本決算シーズンが終わりを迎え、配当金の増配や、自社株買い等のIR情報を受け、各企業の株価が増減しました。

 

本記事では、高配当株投資の目線で、各企業の株価や配当金の動きと、直近の相場で思ったことについて簡単にご紹介します。私が売買した銘柄についても載せました♪

 

株価の増減は、私たち投資家が株式数を増やすための買い増しする時に影響します。また、配当金の増減は高配当株投資家にとって、最も重要なものです。



本記事の各種推移表が、皆様の投資判断の一つになれば嬉しいです!

 

 

 

 

株価と配当金の推移表

 

◆株価推移表
※色分けについて、年初の2024/1/4の株価と比較して
赤色    10%~29%上昇した銘柄
オレンジ色
 30%以上上昇した銘柄(∩´∀`)∩
青色    10%~29%減少した銘柄
黒色
    30%以上減少した銘柄(´・ω・`)


★配当金の推移表
※2023年から2025年(予想)までの配当金の推移です。
一部の銘柄について、2025年の予想が出ていない為、空白です。

業種 コード 銘柄名 23年配当 24年配当 25年配当(予想) 配当利回り(%)
石油・石炭製品 5020 ENEOS 22 22 22 → 2.85
ガラス・土石製品 5334 日本特殊陶業 166 164 166 ↑ 3.59
ゴム製品 5105 TOYO TIRE 100 105 - 3.86
5121 藤倉コンポジット 40 70 60 ↓ 4.51
サービス 1717 明豊FW 31.5 37.5 38 ↑ 4.25
2124 JACリク 22.5 26 - 3.82
2127 日本M&A CHD 23 23 29 ↑ 3.94
2163 アルトナー 60 75 80 ↑ 3.76
2379 ディップ 72 88 88 → 3.34
2413 エムスリー 19 21 - 1.35
4345 シーティーエス 22 22.5 25 ↑ 3.26
4641 アルプス技研 103 88 - 3.34
6196 ストライク 51 62 - 1.47
6539 MS-Japan 49 56 56 → 5.32
7370 Enjin 35.8 36.8 - 3.60
その他金融 8591 オリックス 85.6 98.6 98.6 → 2.96
8593 三菱HCキャピ 33 37 40 ↑ 3.94
7792 コラントッテ 20 22 - 2.36
7839 SHOEI 66 63 - 3.13
7974 任天堂 186 211 - 2.56
医薬品 4595 ミズホメディー 200 120 - 3.54
4519 中外製薬 80 - - 1.68
4528 小野薬品工業 70 80 80 → 3.56
卸売 8001 伊藤忠商事 140 160 200 ↑↑ 2.77
8098 稲畑産業 115 120 125 ↑ 3.77
8002 丸紅 78 85 90 ↑ 2.94
8031 三井物産 140 170 200 ↑↑ 2.45
8058 三菱商事 60 70 100 ↑↑ 3.00
化学 4063 信越化学工業 100 100 - 1.69
2930 北の達人CP 1.5 2.2 2.3 ↑ 1.39
海運 9104 商船三井 560 220 180 ↓ 3.54
金属製品 5911 横河ブリッジHD 85 95 110 ↑↑ 4.01
銀行 8713 フィデアHD 75 75 75 → 4.76
8306 三菱UFJ FG 32 41 50 ↑↑ 3.18
空運 9233 アジア航測 31 44 - 4.12
建設 1911 住友林業 125 130 - 2.33
1928 積水ハウス 110 123 125 ↑ 3.53
鉱業 1605 INPEX 62 74 76 ↑ 3.21
証券・商品先物 8473 SBI HD 150 160 - 4.05
情報・通信 2317 システナ 8 10 12 ↑ 4.33
3649 ファインデックス 13 15 - 1.60
3844 コムチュア 44 46 48 ↑ 2.60
3924 ランドコンピュータ 17.5 35 36 ↑ 4.36
3925 ダブルスタンダード 50 55 60 ↑ 3.51
3969 エイトレッド 24 26 32 ↑↑ 2.15
3992 ニーズウェル 13.5 18 - 2.24
4055 ティアンドエス 6.55 7 - 0.45
4722 フューチャー 40 42 - 2.83
4746 東計電算 110 110 - 3.09
4800 オリコン 27 29 36 ↑↑ 4.13
4832 JFEシステムズ 97 121 102 ↓ 2.98
9432 日本電信電話 4.8 5.1 5.2 ↑ 3.41
9433 KDDI 135 140 145 ↑ 3.37
9687 KSK 80 226 120 ↓ 3.44
食料品 2914 日本たばこ産業 194 194 - 4.35
2924 イフジ産業 35 48 49 ↑ 3.72
水産・農林 1332 ニッスイ 18 24 24 → 2.62
精密機器 7729 東京精密 235 192 - 1.73
繊維製品 3201 日本毛織 33 36 - 2.74
倉庫・運輸 9303 住友倉庫 100 101 101 → 4.00
9381 エーアイテイー 80 80 80 → 4.53
9384 内外トランスライン 85 85 - 3.33
鉄鋼 5401 日本製鉄 180 160 160 → 4.80
5411 JFE HD 80 100 - 4.38
5423 東京製鐵 40 50 50 → 3.10
5461 中部鋼鈑 104 91 101 ↑ 3.76
電気機器 6777 santecHD 80 90 100 ↑ 1.49
不動産 3003 ヒューリック 50 52 - 3.58
保険業 8766 東京海上HD 100 123 159 ↑↑ 3.08
陸運 9057 遠州トラック 94 94 94 → 3.66

 

株価が急上昇している銘柄が多いね♪うさたんもいくつか持ってるから嬉しいなー!

本決算で良い結果を出した企業が多かったね!一部銘柄の配当金は記念配当落ちで減配になっているのもあるけど、増配になっている企業が多いから、来期以降も期待大だ

 

 

株価推移で気になった銘柄

 

santecHDの株価が急上昇

 

株価推移表の中で、2024/1/4から今までで一番株価が上昇したのはsantecHDです。
110%も上昇しています。

 

santecの株価が急上昇した理由の一つとして、利益増益や配当金の増配が影響していると思います。通信用及び医療用光測定器の販売が好調で、各種事業(光通信用光測定器事業や産業用光測定器事業)の受注や設備投資が堅調に推移したことにより、売上や各種利益が増益しました。

 

配当金は、次の通り年々増配しています。

2023年は80円
2024年は90円
2025年(予想)は100円

 

配当性向は30%前後で、高すぎず正常な割合です。利益を株主に還元後、残りを十分に設備投資にも回せるため、将来的に資産増加に伴い利益増益に繋がると思います。利益が増えば、配当性向の分が配当金になるので、株主には嬉しいですよね!

 

今後も株価上昇と配当金の増配が期待できると思います♪

 

日本電信電話の株価が下がってきた

 

5/10の本決算後から、NTTの株価が大きく下がりました。およそ170円から180円程の株価で推移していましたが、決算後の5/13以降、150円台まで下がりました。

※大幅な株価下落5/24の終値は152.6円です。今年一番高かった終値は1/22の191.2円と比較すると、-20%程下がりました。

 

株価が下がった要因の一つとして、2024年度(2024/4/1~2025/3/31)の連結業績予想が低いことが影響していると思います。営業収益(売上高)は、0.6%プラスですが、営業利益予想が今期と比較して-5.9%で、当期純利益-13.2%です。

 

ポイント!NTTの株価下落は買い増しチャンス!?

今回のNTTの株価下落は、私は株式を買い増しするチャンスだと思います。

その理由として次のことが挙げられます。

1.株主還元に積極的
株主還元は引き続き力を入れており、2023年度の配当金は、5円から5.1円に増配しました。

また2024年度の配当金は、さらに0.1円の増配予想で、5.2円です。
※14期連続増配予定です


2.IOWN構想に期待大
IOWNによる新たな価値の創造は、様々なものに影響を与えると思います。


例えば、低消費の電力化による社会全体の電力消費量増加の流れを止めることによる、脱炭素社会の実現に貢献できると思います。


今は実現化を加速しているフェーズで、イギリスやアメリカ各国にてデータセンター間のIOWN APN接続実証実験に成功するなどのIR情報も確認できます。将来的にニーズが高まると思います。


3.循環型社会の実現に力を入れている
脱炭素化は、近い将来、重要なテーマになると思います。

いち早くから取り組んでいることから、日本のみならず、世界からも環境問題に向き合っていることが評価されると思います。

 

 

一部銘柄の株価が大幅に減少している

 

株価推移表の中で、大幅な株価減少になった銘柄もありました。

 

例えば、ソニーグループの関連会社であるエムスリーは、2024/1/4と今の株価を比較すると-32%減少しました。

 

また、半導体工場の保守・運用を行っているティアンドエスは、2024/1/4と今の株価を比較すると-42%減少しました。

 

他にも株価が下がった銘柄はありますが、「何故下がったのか?」「企業業績はどうか?」「安全性は問題ないか?」「買い増しチャンスになるか?」を見極めることが大事だと思います(*^^)v

 

 

 

配当推移で気になった銘柄

 

配当利回りが4%越えの銘柄が増えてきた

 

配当の推移表の配当利回りを見てみると、配当利回りが4%前後の企業が目立ってきた印象です。

 

例えば、明豊ファシリティワークス(4.25%)や、横河ブリッジ(4.01%)システナ(4.33%)が挙げられます。

 

配当利回りが4%もあれば、十分高配当株と言える水準だと思います。ただ、利回りが高いだけで購入判断をするのは適切ではないです。「何故利回りが高いのか」「企業業績や将来の成長性は問題ないか?」等を調べることがとても重要です。

 

特に、相場や為替等の景気に敏感な企業の場合は、注意が必要です。
※一時的に高利回りでも、景気次第で大減配や無配になる可能性があります。

 

 

配当利回りは低いけど、将来的に増配を期待できる銘柄

 

私個人として、配当利回りは低いけど、将来的に増配が期待できる銘柄がお勧めです。

 

今は高配当株では無いですが、将来的に高配当株になるかもしれない銘柄があります。私はそのような銘柄について、買うことが多いです♪

 

ポイント!将来的に増配を繰り返す銘柄 

配当利回りが低い場合は、高配当株として買わない方が良いの?

 

このような疑問を抱くことがあるかもしれません。私は、利回りが低くくても買っても良いと銘柄はあると思います。

 

例えば、今の配当利回りは1.5%程の銘柄があったとします。この銘柄は株主還元に力を入れていて、毎年増配をする企業だったします。では、配当利回りが1.5%なので、買うのを見送ったほうが良いのでしょうか?

 

たしかに現時点では配当利回りが低いため、魅力的ではないと思います。
ですが、次の条件に当てはまる場合、将来的に高配当株になる可能性があります。

 

・好業績で稼ぐ力が強い
・企業努力により営業利益が高い
自己資本比率が高く、安全性が高い
・魅力的なサービスや製品により、ニーズがある


これらの条件に当てはまる場合、ゆっくりかもしれませんが、将来的に利益が上がっていくと思います。利益上昇に伴い、配当金も少しずつ増えていくことが期待できます。

株式を取得した時点では1.5%程の利回りかもしれませんが、10年後は増配により、取得時と比較して5~10%の利回りになっていることも考えられます。好業績や魅力的なサービスなのに、利回りや株価が低い銘柄を見つけたら、ぜひ狙い撃ちしたいですね!

 

 

 

直近の相場や景気について思う事

 

本決算後で配当金の増配が多かった印象

 

多くの企業が配当金を増配したことについて決算書やSNSで確認しました。株数を多く持っていると、貰える配当金も増えるため、私たち高配当株投資家にとって、とても嬉しいですよね♪

 

各企業の利益上昇により、正常な配当性向の分だけ増配になるのは問題ない認識です。ただ、今回気になったのが、利益が減少しても、昨年度と同じ分の配当金を出す企業もあり、株主還元に力を入れ過ぎている企業が多い印象を受けました。

 

利益が減少しても、配当金が減配にならないので、株主としては嬉しいと思いますが、長期的には続かないと思います。

 

ポイント!利益が減少したのに配当金が現状維持だとどうなるの? 

高配当株投資家として、どんな時も配当金は増配してほしい、もしくは最低でも現状維持を希望したいですよね。

ですが、利益が減少したのに通常通り配当金を出すと、将来的に大きな減配になってしまう可能性があります。

大きな理由として、減ってしまった利益の内、設備投資等に回す資金が減ってしまうからです。企業は設備や人件費、広告宣伝費等に投資することで売上に結びつけることができます。配当金を出した分だけ、投資資金が減ってしまい、将来的な利益上昇が少なくなる可能性があります。


私は、どのような企業でも、常に100%利益を出し続けて成長することは難しいと思っています。景気や為替、売り手側や買い手側の需給、各国の紛争やコロナ等が、少なからず売上に影響を与えます。また、将来的に成長するために広告宣伝費や人件費にお金をかける等の投資活動をすると、営業利益が減少します。


上記の通り、利益が減ってしまった場合、一時的に配当金の減配は、問題ないと思います。大事なことは、来期以降に成長できるように立て直すことだと思います。私自身、一時的なものだと判断できれば、現状維持、もしくはチャンスと思い株式の買い増しをします(*^^)v

 

一部銘柄を買い増し

 

直近の私の売買について簡単にご紹介します!皆様の参考になれば、嬉しいです♪

 

NTTの株価について、決算後に-20%程下がりました。また、JACリクルートメントも、直近の株価750円から、決算後に660円(-12%)に下がりました。

 

そこで私は、NTTとJACリクルートメントの株式を少しだけ買い増ししました。

 

株価が下がった理由などを確認し、問題ないと判断しました。高配当株投資として、株価が安い時に株式数を増やしたいです。
※決算直後の株価減少がねらい目だったりします(*^^)v

 

ただし、株価が下がった時に買い増しする際は次の注意点があります。私自身も常に気をつけています。

 

※注意点株価が下がった時に買い増しする際は、リスク許容度を守るのが大切です。思っていた以上に株価が下がってしまうかもしれないので、自分自身で不安にならない範囲で投資することを心がけましょう。

私は1〜20株等、少しの株式数を数日に分けて買い増しすることが多いです。
※一度に多くの株式を買わないようにしています。私にとって、これが適正なリスクの取り方と思っています。

一人一人、適正なリスクの取り方(投資に回せる資金や経験値等)は異なります。自分自身にあった方法で買うようにしましょう♪

 

おわりに

 

本記事をご覧いただき、ありがとうございます♪

 

本決算シーズンも終わりを迎え、一安心です(*^^)v

 

本記事が皆様の新たな気付きや投資判断に結びついたら嬉しいです!