
こんにちは!うさたんです♪
地球温暖化対策と聞くと、まず思い浮かぶのは「自社の節電」や「再エネ利用」かもしれません。
でも、NTTグループが目指しているのは、自社の中だけで完結する取り組みではありません。
なぜなら、NTTは世界中で事業を展開しており、その環境負荷は原材料の調達から製造、輸送、顧客がサービスを使う段階、そして最終的な廃棄やリサイクルに至るまで、あらゆる場面で発生しているからです。
これら全体の排出量は「Scope3」と呼ばれ、直接排出(Scope1・2)よりもはるかに大きな割合を占めることも珍しくありません。
Scopeとは?
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Scope1:自社が直接排出する温室効果ガス(例:自社施設で燃料を使う)
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Scope2:電力や熱など外部から購入したエネルギーによる間接排出
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Scope3:取引先や製品使用など、サプライチェーン全体での排出
※サプライチェーンとは、原材料を供給する企業、部品や製品を組み立てる製造業者、輸送・物流会社、販売店、さらに顧客による使用や廃棄までを含む、製品やサービスのライフサイクル全体(つながるすべての相手)を指しています。
つまり、オフィスの電気をLEDに替えたり、データセンターを省エネ化するだけでは足りないのです。取引先や顧客、さらには物流や廃棄に関わる企業など、つながるすべての相手と手を取り合いながら温室効果ガスの削減を進める必要があります。
今回のシリーズ③では、そんな壮大なスケールでの挑戦、NTTがサプライチェーン全体を巻き込み、脱炭素と資源循環をどのように進めているのかを具体的に見ていきます。
本記事の最後には用語説明も用意していますので、難しい単語はそちらも参考にしていただけたら嬉しいです!本記事が皆様の参考になれば嬉しいです(*^▽^*)
NTTグループが行うことのスケールが大きくてワクワクする🐰✨
自分たちだけでは達成困難だから取引先や顧客を巻き込むところが気になるよね!これが上手くいったら社会全体が変わるかも!?と思えるところがワクワクするよね。それじゃあ、シリーズ③を一緒に見ていこう
取引先と連携した脱炭素化(Scope3対策)
NTTグループは、自社の排出削減にとどまらず、サプライチェーン全体で温室効果ガス排出量を減らす「Scope3対策」に本気で取り組んでいます。
Scope3とは、自社以外の取引先や顧客による排出も含めた、製品のライフサイクル全体での排出量を指します。Scope3は全排出量の大部分を占めることが多く、脱炭素化を進める上で欠かせないポイントです。
その具体策として、NTTグループは調達ガイドラインに環境配慮基準を明確に盛り込み、部品や材料の段階から低炭素素材や再生材の利用を推奨しています。
たとえば、再生プラスチックやリサイクル金属など、製造過程でのCO₂排出量が少ない素材を選ぶよう促しています。
さらに、単に「環境に優しい素材を使ってください」と依頼するだけでは終わりません。取引先には、排出量の算定方法や改善の進め方を共有し、必要に応じて技術支援も行います。こうした支援により、取引先も同じ基準と指標で削減に取り組むことが可能となり、原材料の調達から製造、完成品、さらには顧客の利用段階まで、共通の物差しで排出削減を進められる体制が整います。
このようなサプライチェーン全体を巻き込んだ取り組みは、単に自社の評価向上にとどまらず、業界全体の環境負荷低減や持続可能な調達の実現にもつながっています。
Scope3って、自分の会社以外の排出も含めて減らすってことなんだね!
そうだよ。特に製品の素材や部品の段階から排出を減らすと、その後の影響が大きく変わるんだ
しかも取引先にやり方まで教えてあげるなんて、本気度が伝わるね🐰✨
うん、みんなで同じゴールを目指すからこそ、成果も出やすいんだよ
物流の効率化と排出削減
通信機器や資材の輸送も、サプライチェーンで大きなCO₂排出源です。
NTTは輸送ルートの最適化や共同配送の活用、積載効率向上など、無駄を省く工夫を重ねています。
さらに、航空輸送から鉄道や船舶へのモーダルシフトを進め、輸送手段自体を低炭素化しています。梱包材についても、軽量化・再利用・リサイクル可能素材の採用を推進し、輸送時の重量と廃棄物を同時に減らす取り組みを展開しています。
輸送方法まで細かく見直してるなんて、徹底してるね!
距離や手段を変えるだけでも、大きな削減につながるんだよ
資源循環と廃棄物管理
NTTは設備や端末の更新時に、単なる廃棄ではなく「資源」としての回収を行っています。
金属・プラスチック・ガラスなど、再利用可能な資材は徹底的に分別し、再資源化ルートに回します。故障機器も部品単位でのリユースが行われ、再生品として再び現場に戻ることもあります。
また、有害廃棄物については厳格な管理基準を設定し、処理業者の選定から処理後の追跡まで実施することで、環境や地域への悪影響を防いでいます。
壊れた機械も資源に戻せばゴミじゃないんだね
捨てるじゃなく、もう一度生かすのが資源循環の考え方なんだ
顧客との協働による環境配慮型サービス
NTTは自社だけでなく、顧客がサービスを利用する段階でも排出量を減らせるよう支援しています。
たとえば、省エネ性能の高い通信機器の提供や、クラウド化によるサーバー削減、エネルギー可視化ツールによる利用効率向上などが代表例です。これらは顧客側のScope3削減にも直結します。
また、環境配慮型のサービスは、顧客にとっても電気代や設備コストの削減につながるため、経済的なメリットも生まれます。
お客さんも一緒に減らせるって、いいね!
売ったら終わりじゃなく、その後も支えていくのがNTT流なんだ
まとめ
シリーズ③では、NTTグループが自社の枠を超え、サプライチェーン全体を巻き込んで脱炭素化と資源循環を進めている姿をご紹介しました。
特にScope3の削減は、一社だけの努力では達成できません。原材料を提供するサプライヤー、物流を担うパートナー、製品やサービスを利用する顧客など、多くの関係者との間に築かれる信頼関係と、継続的な協力体制が必要不可欠です。
NTTグループは、そのための基盤づくりに力を注ぎ、排出量の算定方法や改善のノウハウを共有しながら、一緒に進む仲間を増やしています。こうした取り組みは、単なる環境対策を超え、「共に未来をつくる」長期的なパートナーシップへと発展します。結果として、地球環境の保全はもちろん、企業価値やブランド信頼の向上にもつながります。
Scope3削減のようなサプライチェーン全体の活動は、地道な積み重ねの連続です。しかし、その一歩一歩が、将来の大きな成果へとつながる道筋になります。NTTグループの事例は、規模や業種を問わず、多くの企業や個人にとって参考になるはずです。私たち一人ひとりも、小さな行動から参加できることがきっとあります。
環境対策ってひとりじゃできないってことがよくわかったよ!
サプライチェーン全部が同じ方向を向けば、成果は一気に加速するんだ
NTTはただ省エネするだけじゃなくて、取引先もお客さんも巻き込んでるからすごい🐰✨
その積み重ねが、将来の環境にも企業の価値にもつながっていくんだよ
なんだかやる気出てきた!小さなことからでも始めてみようかな♪
それが一番大事だよ。みんなで少しずつ、未来を変えていこう
📚 用語ひとこと解説
✅ Scope1・2・3
温室効果ガス排出量の区分。
Scope1は自社の直接排出、Scope2は購入した電力等による間接排出、Scope3はサプライチェーン全体での排出
✅ モーダルシフト
輸送手段をトラックや航空機から、鉄道や船舶に切り替えること。大量輸送でCO₂排出を削減できる
✅ 資源循環
使用済み製品や廃棄物を資源として再利用・再生する仕組み。廃棄物削減と資源確保の両立を目指す
✅ エネルギー可視化ツール
電力使用量や稼働状況をリアルタイムで把握できるシステム。無駄を見つけやすくし、省エネ改善に役立つ
本記事は以上となります♪
本記事をご覧いただき、ありがとうございました!