うさたんの投資ブログ

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決算の振り返り【日本M&Aセンターホールディングス/2025年3Q決算】(決算日:2025/1/30)

 

こんにちは!うさたんです♪

 

日本M&Aセンターホールディングス(以下、日本M&A)の2025年3月期3Q決算が、2025年1月30日✨に発表されました。

 

今回の3Q決算について、経営成績が前年同期比よりマイナスになり、良くない結果となりました。

 

決算翌日の1月31日の株価も大きく下がっちゃったんだよね…

 

そこで、本記事では「今回の3Q決算って、結局悪かったの?それとも問題ないの?」について、決算短信や決算説明資料、IR情報から私が気になったことを、決算を振り返りつつ、ご紹介します。

 

なるべく要点をお伝えしやすいように、Q&A方式でお届けします(*^▽^*)


本記事が皆様の決算情報についての気付きや、株式購入前の投資判断の一つとして、参考になれば嬉しいです(*^▽^*)

 

★日本M&Aの企業HPはこちらです♪

www.nihon-ma.co.jp

 

 

 

 

本記事の要点

 

記事が長くなってしまいましたので、先に私の感想と、本記事の要点についてお伝えします♪
私の感想と要点だけでも、ぜひご覧いただけましたら幸いです(*^▽^*)

 

まとめ私の感想と本記事の要点

■私の感想

今回は3Q決算の結果は残念でしたが、来期以降の利益増益が期待できるので、問題ないと感じました

①短期目線では、今回の3Q決算は悪く、次回の本決算もマイナスになる可能性が高いです

【一番伝えたいこと】長期目線では、来期以降、利益増益が期待できます(それだけの実績があることについて、決算短信や決算説明資料で確認できました)

ROE向上のための積極的な株主還元が気がかりです(次回の本決算以降、ROE向上のための株主還元についてバランスが取れているか確認したい)

④安全性が向上したので、引き続き、安心して株式を長期間保有できます

⑤株価が下がっているので、買い増しのチャンス到来だと思っています。週明けに買い増しを狙います


■本記事の要点

①短期的には各種利益がマイナスで悪い決算だった
・理由1:成約まで1年弱要するプロセスや新規受託件数が伸び悩んだため
・理由2:中小M&Aガイドライン遵守の為の社内手続きが増加したため

②安全性が改善した
・理由:主に負債が減少したことが理由
・安全性の高さから、安心して株式保有ができることがわかる

③次回の本決算でもマイナスになる可能性が高い
・来期以降の利益増益を図るため、積極的な投資を行う
・具体的には、1.戦略投資、2.人材投資、3.DX投資、4.事業投資
・その影響で、本決算の通期見通しが100%未達になる可能性が高い
・ただし、来期以降、これらの積極的な投資が利益増益に繋がる可能性がある

④来期以降は利益増益が期待できる
好材料1:新規売り受託件数の増加
好材料2:商談開始案件数の増加
好材料3:業績アップ狙いの営業上の取り組み3つ

⑤株主還元し過ぎ?
・配当金は記念配当分、配当性向が83.6%と高くなった(一時的のため問題無し)
ROE向上のための積極的な株主還元は将来の成長に影響があるため、問題あり
・今後、バランスの取れた株主還元になるか、確認したい

⑥株価が大幅下落。買い増しチャンスになる?
・決算発表後、株価が100円ほど下落
・1年間の株価チャートから、割安な株価だとわかる
・そのため、高値掴みにはなり辛く、買い増しするには良いタイミングだと思われる

 

Q.3Q決算の経営成績が前年同期比よりマイナスに。何でだろう?

 

  売上高 増減率 営業利益 増減率 経常利益 増減率 四半期純利益 増減率
25年3Q 29,843 -4.2% 10,552 -6.1% 10,712 -8.3% 6,810 -6.8%
24年3Q 31,147 4.3% 11,234 1.1% 11,676 5.7% 7,306 3.0%

 

前年同期比よりマイナスになった主な理由は、成約件数が減少したからです。

 

日本M&Aは大型案件受託と生産性向上に注力しましたが、成約件数は減少しました。主な要因は以下2つの通りです。

 

1.M&Aプロセスに約1年かかる中、前年度の新規受託件数が伸び悩んだこと
2.中小M&Aガイドライン遵守のための社内手続きが増加したこと

 

これら2つの結果、成約件数は783件となり、前年同四半期比で58件減少しました。

 

M&Aプロセスに1年間もかかるんだ…

かなり長い時間が必要なんだ。でも裏を返せば、1年後にこれらの結果が出ると思わない?短期的にはマイナスだけど、長期的に見たら特に問題ないと思うよ

たしかにそうかも!来期以降に期待だね♪

 

 

 

 

 

Q.安全性は大丈夫なの?

 

私は日本M&Aの株式を保有しています。投資期間は10年以上と、比較的長期保有を視野に入れています。

 

なぜ長期保有で持ち続けたいかについては、日本M&Aの安全性が高いことが、理由の一つとしてあります。

 

高配当株投資を長期的に続けるには、上場廃止や企業倒産しないことが絶対に大切だと思ってるんだ。企業の収益性(稼ぐ力)や成長性(事業規模の拡大)も大事だけど、リーマンショック等の大きな暴落が来ても安心できる安全性が高いことを大切にしているんだ

配当金を長期的に貰い続ける場合、倒産しないような企業を選ぶことが大切だね!

 

安全性を確認できる指標の一つ、自己資本比率について、簡単に見てみましょう。

 

自己資本比率

2025年3Q :80.0%✨
2024年度通期 :74.9%

 

自己資本比率が上がってるね♪

負債が20%、純資産が80%で財務健全だね。これなら長期的に保有しても安心だ

なんで自己資本比率が高くなったんだろう?

貸借対照表によると、負債が大きく減少したからなんだ。流動負債は前年度より3,646,196千円減少したことが影響しているよ

負債が減ったからなんだね!でも負債が少なくなるのは、なんとなく良いイメージがある!安全性が高いから安心だ~

 

 

 

 

 

Q.次回の本決算で、進捗率100%達成できるの?

 

次回の本決算で通期見通し100%達成できるのでしょうか。

 

私は通期見通し100%はギリギリ達成できず、未達になるのでは?と考えています。その理由について、決算説明資料に記載していましたので、ご紹介します。

 

通期見通しが未達になると考えられる理由来期以降の成長に繋げるため、企業投資を本格実施するからです。

具体的な企業投資の中身について見ていきましょう。

①戦略投資
セミナー、DM等のダイレクトマーケティングの積極化
売上総利益率の改善を狙う

②人材投資
コンサルタント蜀の積極採用
⇒中長期的な一人当たり売上高の向上

③DX投資
Salesforce、Bring Out、V-Compass等による生産性向上への継続投資
⇒一人当たり成約件数の向上

④事業投資
海外事業、フィナンシャル事業領域における領域拡大
⇒新収益基盤の確保による中長期的な売上高の向上と経常利益の向上

 

これらの日本M&Aによる投資の結果、必要なコストが発生し、次回の本決算の経営成績が下がるかもしれないんだ。でも、経営成績が下がったとしても、何も問題ないと思うよ

わかった!いつもいぬたんが言ってる、長期的な視点で見るだね♪

うん!今は企業投資でお金がかかるけど、投資した分の費用以上のリターンが、来期以降に回収できるなら、全然問題ないよ

 

 

 

 

 

Q.来期以降の見通しはどうなの?

 

私は、来期以降の見通しがとても気になります。

 

今回の3Q決算の結果は良くない結果でしたが、この結果が永遠に続くことはありません。どのような企業でも、不調や好調はあります。もちろん理想は、永遠に右肩上がりで売上高や各種利益が上昇することですが、現実的に難しいです。


そこで、短期的ではなく、長期的な視点で見ることが大切だと思います。

 

来期以降は、利益増益になる可能性がとても高いです。それを裏付けできる材料について、ご紹介します。

 

好材料!来期の業績に繋がる新規売り受託件数と商談開始案件数は増加

 

①新規売り受託件数が330件に増加(前年度3Qは287件で前年同期比15%増)

②新規買い受託件数が365件に増加(前年度3Qは345件で前年同期比5.8%増)

③成約した場合、成功報酬1億円以上が期待できるミッドキャップの新規売り受託件数が65件に増加(前年度3Qは27件で前年同期比140.7%増)

【過去最高!✨】売り手・買い手感における新規の商談開始案件数が340件に増加(前年度3Qは298件で前年同期比14.1%増)

 

これだけの実績があるのは凄い!の一言だよ。新規商談開始件数も過去最高を記録し、通期業績予想達成に向けた商談ストックが順調に積み上がってるんだ

来期以降、順調に伸びそうだね♪

 

業績アップのための営業上の取り組み

 

具体的な営業上の取り組みについて見ていきましょう。

 

1.新規案件の受託強化

新規受託の獲得に繋げるため、多くの経営者にM&Aの魅力を伝える目的でセミナーを積極的に開催する。

さらに、地域の顧客との関係強化を図るため、エリア毎のメールマガジンや会報誌の展開や、商工会議所との連携、地元スポーツチームへの協賛等を行っていく。
2.ミッドキャプ受託体制の強化

未上場企業のミッドキャップ案件(売上高10億円以上又は利益5千万円以上)の開拓及び受託済案件のフォローをするべく、戦略会議を毎月実施している。1件あたりのM&A売上高の単価向上を図る。
3.TOKYO PRO Market上場支援サービスを通じた地方創生

東京証券取引所が運営するプロ投資家向けの株式市場であるTOKYO PRO Marketへの上場を支援している。他社に負けない実績やノウハウを持つM&A業界におけるリーディングカンパニーとして、TOKYO PRO Market上場後の先を見据えた、成長支援サービスを支援していく。

 

具体的な取り組みについて、魅力的に感じる!

自社の利益だけじゃなく、顧客の成長を第一に考えている姿が伝わるね。業界を引っ張っていくリーディングカンパニーとして、とても期待できるね!

 

 

 

 

 

Q.株主還元し過ぎ?それとも問題ない?

 

私含め、高配当株投資をしている投資家や株主にとって最も重要な、株主還元について見てみましょう。


図1

出典
2025年3月期 第3四半期決算説明資料 スライド15

 

図1の通り、今期は株主優待制度の廃止に伴い、特別配当を実施しました。

その結果、1株当たりの配当金予想は29円✨です。


そして配当性向が83.6%になりました。これは、特別配当を実施したため、一時的に配当性向が高くなっています。一時的なため、特に問題ないと思います。

 

次の図2を見てみましょう。


図2

出典
2025年3月期 第3四半期決算説明資料 スライド16

 

私は図2について、積極的な株主還元によりROEが20%台に改善したとあり、問題があるのでは?と思っています。

 

積極的な株主還元により総還元性向200%になっています。

 

過剰な株主還元によって、来期以降の成長に影響してしまうのでは?と、私は若干危惧しています。

 

ROEの向上のため株主還元を積極的に行うことは、良い面と注意すべき面があるんだ

ROEと株主還元ってどんな意味なの?

ROEは「Return On Equity」の略で、日本語では「自己資本利益率」と呼ばれているんだ。会社がお金をどれだけ上手に使って利益を生み出しているかを示す指標だよROEが高い、つまり自己資本(自由に使えるお金)を効率的に使えているから良い事なんだ。

次に株主還元だけど、株主還元には主に2つの方法があるんだ。
1.配当:会社が利益の一部を株主に現金で渡すこと
2.自社株買い:会社が自分の株を買い戻すこと
これらを行うと、ROEが上がりやすくなるんだ。それぞれ良い点と注意すべき点があるんだ

 

■良い点

1.投資家にアピールできる
ROEが高くなると、会社が効率よく利益を出していると評価され、投資家に魅力的に映ります。

2.株価上昇の可能性がある
株主還元は株価を上げる効果があるため、会社の価値が高まる可能性があります。
■注意すべき点

1.将来の成長への影響がある
お金を株主に返すことで、会社の成長に使えるお金が減る可能性があります。

2.バランスが大切
ただROEを上げるだけでなく、会社の持続的な成長も考える必要があります。

 

つまり、株主還元を通じてROEを向上させることは、短期的には良い効果があるんだ。でも、長期的な会社の成長とのバランスを取ることが大切だよ

いつもいぬたんが言っている長期的な目線で見ることが大事ってことだよね。会社の状況に応じて、適切な判断をすることが大切なんだね♪

 

 

 

 

 

Q.株価が下落。買い増しチャンスでは?

 

決算発表翌日の1月31日の株価は、大幅に下落しました。

 

まずは、直近1か月間の株価チャートを見てみましょう。

 

 

決算日直前までは株価が緩やかに上昇していました。

 

そして決算日の1月30日から翌日の1月31日にかけて、株価が大きく下がりました。

 

経営成績が全体的に前年同期比よりマイナスになったので、仕方ないと思います。

 

うーん。。100円近くも株価が下がってるよ…

 

次に、1年間の株価チャートを見てみましょう。

 

 

1年間の株価チャートでは、株価が右肩下がりです。

 

株価は需給の表れでもあります。期待度が高ければ、その分上昇しますが、期待されていないと、株価は下がります。


様々な関係者(機関投資家個人投資家等)から、期待されていないのかな?と思われます。

 

ただ、これまで本記事でご紹介した通り、来期以降は利益増益が期待できると思います。

 

そして、もしこれから日本M&Aの株式を買う場合は、高値掴みになり辛いと思います。

 

もちろん今より株価が下がることもあるけど、今の段階では、最高値で買う事にはなり辛いよ

 

私は、来期以降の利益増益に期待して、週明けに日本M&Aの株式を買い増し予定です。もし、買い増しを検討している場合は、今の株価は割安だと思いますので、ぜひご検討ください(*^^)v

 

 

 

 

 

おわりに

 

本記事をご覧いただき、ありがとうございました♪

 

日本M&Aの3Q決算について振り返りしました。3Q決算の結果は、良くない結果でした。ただ、来期以降に期待できることがわかりましたので、買い増しを狙いたいなと思いました。

 

積極的な株主還元はとても嬉しいですが、やりすぎている感もあるため、次回以降、バランスが取れているかも見ていきたいなと思います。

 

本記事が、皆様の投資判断のひとつとして参考になれば、嬉しいです(*^▽^*)

 

 

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