うさたんの投資ブログ

投資のお勧め情報をお伝えします。

もしも保有株の株価が大きく下がってしまったら(高配当株投資の場合)

 

こんにちは!うさたんです♪

 

「もしも〇△だったら、私ならこうする」というような、私が経験したことを元に、皆様の疑問にお答えできる記事をお届けしたいと思います(´▽`*)

 

今回は第一弾として、「もしも保有株の株価が大きく下がってしまったら(高配当株投資の場合)」について、お伝えしたいと思います♪

 

保有している株の株価が大きく下がったら、とても辛いと思います。
含み損が-100円であれば辛くはないですが、-100万円の時は、とても辛いと思います(´・ω・`)

 

本記事では、株価が大きく下がってしまった時の考え方や対処法についてご紹介します。
もし今、保有株で大きく下がっている株式がありましたら、悩みの解決に繋がれば嬉しいです。

 

〇△会社の株を100株持ってるんだけど、なぜか昨日大きく株価下がったんだ…(´・ω・`)ツライ

たしかに株価が100円下がってたよね。。株価下落の原因について調べてみようか!

 

※注意点 保有株の株価が下がった時の考え方や対処法について、投資目的や手法によって異なります
本記事は「5年以上の長期投資かつ高配当株投資」のケースでお伝えします。
売却益狙いや中短期投資では、本記事の内容が当てはまらないですので、ご注意くださいm(__)m

 

 

結論

 

本記事の結論を先にお伝えします♪

結論
1.慌てて売らないようにしよう
⇒株価が大きく下がった場合、継続保有や買増し、売却のいずれかを検討しよう

2.株価が大きく下がった原因について確認しよう
主に次の原因があります。
・利益の減益
・配当金の減配
・来期以降の成長性が見込めない
・業績と関係なく株価が下がる
・会社の方針が変更し、自分自身の考え方と異なる
・不正を働いた

3.それぞれの理由に対して、自分自身で継続保有や買増し、売却を検討・実施しよう
 

 

慌てて売らないようにする

 

高配当株投資かつ長期投資の場合は、慌てて売らないことが、とても大事です。

慌てて売ってしまうと、一時的な株価下落だった場合、勿体ない売り方になってしまうことがあります。

 

慌てて売らないようにしよう高配当株投資は、基本的に5年10年以上の長期投資で行う投資手法です。
長期間投資していく中で、株価が大きく下がる局面があると思います。

※相場は好景気と不景気のサイクルがあり、永遠に好景気、不景気が続くことは少ないと思います。

高配当株は、買い増しすることで配当金が増えていきます。株価が下がったとしても、継続的に増配が期待できるのであれば、配当金が増えていきます。保有株の株価が下がっても、配当金が貰えることが継続保有の励みにもなります♪

 

私自身、このようなことに気付く前は、慌てて売ってしまうことが多くありました。
今思うと、勿体ない売り方をしてました…。

 

今では、保有株が大きく下がると、次のようなことを考えています。

・株価が大きく下がってる!買増し(ナンピン買い)*1できるかな?
・何で株価下がってるのかな?米国相場の影響?為替?

 

事前に業績が良い企業の株価が下がれば下がるほど、買増しに繋がる可能性があるので、チャンスと思い、嬉しくなります。

 

株価が大きく下がった原因を調べる

 

株価が大きく下がった場合、まず、下がった原因について確認しましょう。

例えば、IR情報や決算資料で確認する方法や、SNSでも原因について確認できます。

株価が大きく下がる原因として、大きく次の6つがあります。

原因1.決算で営業利益等の利益が減益になった
⇒頻繁にあります(決算の度に起こり得る)

原因2.配当金が減配になった
⇒稀にあります(IR BANK等で過去の配当金履歴を確認しよう)

原因3.来期以降の成長性が見込めなくなった
⇒稀にあります(年々売上やROE等が下がることがある)

原因4.業績と関係なく株価が下がる
⇒数年に一度あります(米国の景気悪化に影響など)

原因5.会社の方針が変更し、自分自身の考えと異なる
⇒稀にあります(決算資料を読んでいないと気づき辛いかも…)

原因6.粉飾決算等の不正を働いた

 

ざっくりで大丈夫ですので、保有株の株価が大きく下がった場合、上記の6つの原因の内、どれに当たるのかを確認します。

 

確認後、保有株について今後の方針を検討・実施します。
詳細は、次章に続きます♪

 

継続保有か買増し、売却について検討する

 

原因を確認した上で、今後の保有株の方針について検討・実施します。

 

具体的な方針として、次の三つです。

 

・継続保有
・買増し(ナンピン買い)
・売却

 

株価が大きく下がった原因に対する、私の考え方についてご紹介します。

 

原因1.決算で売上高や営業利益等が減益になった


なぜ減益になったのかを確認します。一時的であれば、継続保有、もしくは買増しを検討します。私の場合ですが、減益でも売却することは少ないです。

一時的かどうかの判断に、決算短信決算資料を活用します。今後の利益目標が記載していますので、それを読み、実現可能かどうかを自分なりに判断します。

 

原因2.配当金が減配になった


なぜ配当金が減配になったのか確認します。

 

特に企業の株主還元についての意思を確認します。直近の配当履歴を確認し、頻繁に減配を繰り返すのであれば、株主還元に力を入れていないと判断し、売却を検討します。

 

投資に力を入れる為の減配であれば、一時的な減配と判断し、継続保有、もしくは買増しします。

企業が成長するためには、設備投資や人的資本への投資が重要なので、その為に減配することは仕方ないと思います(*^^)v

 

原因3.来期以降の成長性が見込めなくなった


ROEROAの収益性の指標が下がった場合、なぜ下がったのか確認します。

 

内部要因であれば、改善の見込みがある場合は、継続保有や買増しを検討しますが、改善の見込みが無い場合、状況が悪化することも視野に入れ、売却を検討します。

 

外部要因(突発的な特需が終わった等)であれば、正直判断が難しいです。この先、高い付加価値を乗せたサービス提供や、新規事業、取り組みを行うのであれば、継続保有を検討します。

 

成長性の判断は、とても難しいです。各指標の数字だけでなく、IR情報や決算資料から、各事業の将来性を判断しないといけないです。丁寧に決算資料から判断しましょう。

 

原因4.業績と関係なく株価が下がる


米国の景気や日本の景気に影響して下がることがあります。

このケースは、高配当株投資にとって多くの株式を購入できます

基本的に買増しします。

 

原因5.会社の方針が変更し、自分自身の考えと異なる


突然、これまでと違う事業を開始したり、高配当株投資家に対してマイナスなこと(配当金を無配にする)をする場合は、私は売却を検討します。

入念に調べて買った株式であっても、突然起こることがありますので、防ぎようがないです(´・ω・`)

 

原因6.粉飾決算等の不正を働いた


何も考えずに、売却します。

※注意点 ※基本的に継続保有等の検討はしません。
(一投資家として、信用がとても大切だと思います。会社も投資家もルールを守ることが大事だと思います。)

 

私の体験談についてご紹介♪

 

最後に私が実際に経験した、二つの保有株の株価が大きく下がった時の対処についてご紹介します(*^^)v

 

A銘柄 買増ししたケース

とある「医薬品」の銘柄で、高配当かつ、有利子負債が無い、人気が高い好業績の株式を保有していました。

この企業は、一時的な特需で大きな利益を上げていましたが、特需が終わり、利益が下がると共に、配当金の大減配(70%減)のIR情報が出ました。その後、株価が1,000円以上下がり、数か月間、株価が大きく下がった状態でした。

私は、元々A銘柄の過去業績を確認していて、有利子負債がなく成長性は高く、一時的な大減配と判断しました。

そして少しずつ買増ししました。数か月後、減配には変わりないですが、配当金の大幅な上方修正が発表され、株価が元の株価に戻りました。

株価が大きく下がっていたとしても、下がっている理由次第では継続保有や買増しが良いと思いました。

 

B銘柄 売却したケース

とある「情報・通信業」の銘柄で、企業理念と事業活動に惹かれて、株式を保有していました。

ある時、これまで行っている事業にプラスして、他企業と業務提携することで新たな事業を展開することをIR情報で確認しました。その時私は、「え…。。なぜ?」と、とても不安になったことを覚えています。

それから決算毎に赤字が続き、明らかに財務が悪化していきました。私は新規事業が開始し、1年間程株式を保有していましたが、明らかに成長する見込みが無くなりましたので、買った時より安い株価で売却し、損しました(´・ω・`)

「もっと早くに売却していれば」と反省し、会社の方針が変わったら売却検討が必要だと学びました。

 

おわりに

 

本記事をご覧いただき、ありがとうございます♪

 

保有株の株価が大きく下がると、気持ち的に辛くなると思います。
ですが、下がった原因次第では、継続保有や買増しすることで、チャンスになることもありますので、慌てずに対応しましょう。

*1:保有株の株価が下落した時に、追加購入して、買付価格を平均化する投資方法のこと