こんにちは!うさたんです♪
株式投資をしていると、保有株を「いつ売却するか」は常に悩ましいテーマです。
私自身、何度か保有株を売却しましたが、売って良かったと感じる時もあれば、逆に「もう少し持っていれば…」と後悔することもありました。
また、株の売却については投資家それぞれに、様々な考えやスタンスがあるように感じています。
本記事では、高配当株投資や中長期投資を実践する中で、私が実際に経験し、学んだ「株式売却」に関する考え方をご紹介します。
明日からの投資判断に少しでも役立てていただければ嬉しいです🐰✨
保有株売却のメリット
利益確定
株式投資で利益を確定することは、とても嬉しいことです。
「含み益は幻」と言われるように、株を持っているだけで値上がりしても、売却しなければ実際の利益にはなりません。株を売って初めて利益が確定し、株式投資のリターンを得ることができます。
高配当株や中長期投資の場合、利益確定にはいくつかのパターンがあります。
高配当株では、配当金という形で定期的に現金収入を得ることができ、株を売らなくてもリターンが得られるのが特徴です。
一方で、株価が上昇したときに売却して利益を確定する方法もあります。特に配当の権利確定日が近づくと株価が上がりやすく、権利落ち日には下がる傾向があるため、そのタイミングで売却するのも一つの戦略です。
資金調達
投資用の資金を準備するためや、生活環境の変化・急な出費が必要になった場合、保有している株の一部または全部を売却することがあります。
株を売却すると、利益分も含めて現金を得ることができます。
このような売却は、将来の投資資金の確保や、予期せぬ支出に対応するための手段として活用されます。
上記記事でご紹介した通り、今週の7月9日に相互関税の上乗せ分の期限が切れます。
大きな下落が来るかもしれない時、チャンスに備えて、投資用資金を準備したいところです。資金調達として保有株の売却は選択肢の一つとなります。
保有株売却のデメリット
私の場合、保有株を売却して「良かった」と思えたことよりも、「悪かった」と感じた経験の方が多いです。
もちろん、その結果は相場やタイミングによって大きく変わりますが、失敗したからこそ得られた気づきや学びがたくさんありました。正直メリットよりデメリットの方が得たことが多いです🐰💦💦💦
今回は、その経験について詳しくお伝えします。
売却後の買い戻しの難しさ(高値づかみ💦)
株式投資をしていると、保有株を売却した後に「もう一度買い戻したい」と思うことがあります。
ですが、実際に買い戻すタイミングはとても難しく、思わぬ高値掴みになってしまうことも多いです。
利益確定後の悩み
原則として、株価が取得価格より上昇した時に利益確定のため売却します。しかし、その後も企業の成長や配当が魅力的だと「また買い戻したい」と考えることもあります。ここで悩ましいのが、どのタイミングで再購入すべきかという点です。
買い戻しのタイミングは4パターン
売却後に同じ株を買い戻す場合、考えられるパターンは主に次の4つです。
私にとって理想的なのは④の「取得単価と同じくらいまで下がった時に買い戻す」ことです。これなら高値掴みを避けやすいです。ですが、想像以上に難しいです。いつその時が来るのか分かりません。また、下がらず上昇してしまうこともあります💦
高値掴みのリスク
①~③のパターンでは、相場の状況によっては売却時より高い値段で買い戻してしまう、いわゆる「高値掴み🌀」になるリスクがあります。せっかく利益確定したのに、再購入で損をしてしまうことも…。
中長期投資の場合の考え方
高配当株投資や中長期保有を前提とした投資スタイルでは、企業の利益成長や配当の増加が続く限り、一時的な株価の下落はあまり気にしないという方も多いでしょう。
しかし、やはり保有株の株価が下がり続けるのは避けたいものです。将来的に売却するタイミングが来るかもしれないので、できるだけ高値掴みは避けたいですね。
株の売却後に買い戻すタイミングは非常に難しく、高値掴みのリスクも高いんだ
簡単そうなイメージがあるのに難しいだね🐰
理想は「十分に下がった時に買い戻す」ことだけど、現実的にはなかなか難しいよ。数か月、または半年、一年以上待つこともあるよ。だから、自分の投資スタイルや目的に合わせて、慎重に判断していこう
売却して後悔💦(株価上昇に乗り遅れ)
株式投資をしていると、「このタイミングで売って利益確定!」と嬉しい瞬間もありますよね。でも、私には「売却して後悔した経験」があります。
売却後に株価が上昇!配当も増加…
株価が配当金数年分に増えたので保有株を売却し、利益を確定したのは良かったのですが、その後に株価がさらに上昇したり、配当金が増配されたり…。
去年の1月に現金比率を増やすために保有株を売却したんだ。もちろん含み益になっている保有株で利益は出たんだけど、その後の3か月間、ほぼ全ての銘柄が株価上昇や配当金の増配があったんだ
売らなければ良かったってなるよね🐰🌀🌀
未来は誰にも読めない
株価の動きや企業の成長を完璧に予測することは誰にもできません。
ですが、決算資料や企業分析、時系列での業績推移、競合他社との比較などを通じて「この企業は将来性がある」とある程度予測することは可能です。
長期保有の魅力
「株価が配当金の10年分まで上がった」としても、その後に企業が株主還元(配当金の増配や株主優待の新設・拡充)に力を入れる可能性もあります。
思いがけないサプライズがあるかもしれません。長期保有の魅力の一つです。
これらの経験から、「焦って売却せず、長期で保有し続けるのも一つの選択肢」と考えるようになったんだ。Xのポストで、一番資産が増えた人の属性が「投資していることを忘れていた人」っていうのがあるんだ。なんだかわかる気がするよね
そのポスト見たことあるかも!結局、長期的に保有するのがベストな気がするね♪いつも通り、長期目線で見ながら、企業の成長を信じて気長に保有していたいな♪
保有株を売却した方が良い場合
本章では、売却を検討すべきタイミングについてご紹介します。
私自身、基本的に中長期保有ですが、これからご紹介する場面では、売却することが多いです。
企業の方針転換があった時
例えば配当金を無配(ゼロにすること)や、株主優待制度を突然廃止したと思ったら二か月後に復活させること、一度も優待を実施せずに廃止したり、理解し辛い方針転換があった時だよ
株主優待目的の方にとって、廃止や復活は嫌だね🌀
株主や投資家が企業を信じることが出来なくなるからね。今後も同じことをする可能性もあるから、突然の方針転換があったら、早めに売却するようにしているよ
企業不祥事
これは言うまでもないよね
不正会計や情報漏洩、品質データの改ざん、法令違反とかだよね…
いぬたん達は企業の将来性や社会への貢献等、企業に対して期待して投資(株式購入)しているよね。だからこそ、企業不祥事は投資家や株主への裏切りなんだ
このまま投資し続けたら、まるでうさたん達も企業不祥事を認めてるような気がするよ🐰💦
投資家や株主が信用できない企業は投資対象じゃないから、すぐに売却したいね
外部環境が大きく変わった時
これは、これまで紹介した時より問題性は無いんだ
例えばどんな時が外部環境が変わったって言えるの?
為替の変動や、追加利上げ、相互関税とかだよ。今までは順風満帆だったけど、景気が変わることがあるんだ。今後の自動車産業もこれまで通りではやっていけないかもしれない
もちろん、外部環境が変わったとしても将来性を期待するなら売却は不要だよ
これは人それぞれの考え方によって異なりそうだね
保有株を売却しない方が良い時(想定外の売却[狼狽売り])
時折、暴落と呼ばれる大きな下落局面があるんだ
直近で言うと去年の8月5日や今年の4月7日だよね
その時に慌てて売却してしまうと、株価の大底で売却することになるかもしれないんだ
でも早めに売却しないと損失が大きくなっちゃいそう💦
もちろん大きな金融ショックの場合は、株価が長期的に下がったままになったり、株主還元が改悪される可能性もあるから早めに売却することで損失を抑えることはできるよ。どのような時でも、リスク許容度を守ることや、分散投資を心掛けることが大切だよ。安心していられるようにしよう
集中投資(比較的少ない企業に集中すること)や株数を増やしすぎたり、高値掴みにならないようにするね♪
★リスク許容度についてこちらの記事がお勧めです♪
私が保有株の売却について思うこと
最後に、私自身の保有株の売却について、日々考えていることをまとめます。
基本的には、企業は長期的に成長するものだと考えているため、株を売却せずにできるだけ長く保有したいと思っています。企業の成長ストーリーを信じてじっくりと見守るスタンスです。
ただし、例外もあります。
① 一時的な資金が必要になった場合
② 企業で突然の方針転換や不祥事が発生した場合
このようなときには、売却を検討します。
株を売るかどうか迷ったときは、「なぜその企業を購入したのか」という原点に立ち返るようにしています。
また、株を買ったときに自分が想定していた投資期間や目標も思い出し、投資目的の達成に近づけるかどうかを振り返ることが大切だと感じています。
自分自身の投資方針を守っていきたいな🐰✨
本記事は以上となります♪
本記事をご覧いただき、ありがとうございました!