こんにちは!うさたんです♪
日経平均株価に影響を与える日経平均先物が、2月22日 6:00時点で-680円になっています。そのため、週明け火曜日、日経平均株価が大幅下落になる可能性があります。
※あくまでも予想です
高配当株投資は、業績や将来性が優良である企業の株式を、安いタイミングで買い増ししていきたい投資手法です。
ですが、株価が大幅下落した時の買い増しについて、常々難しいと思っています(´・ω・`)
本記事では、私の経験から考えた、株価下落時の買い増しの難しさ、そして対処法についてご紹介します。
株価下落したら買い増しするんだよね!うさたんでも簡単に出来ると思うよ( *´艸`)
思っている以上に難しいんだ。今日は難しさについて教えるね
欲望や恐怖が邪魔をする!?
高配当株投資は、株価が下がるタイミングで買いたい投資手法です。
ですが、大きく株価が下落した時は、買い増しの判断が難しいと思っています。
直近で大きく株価が下落したのは、2024年8月5日(月)です。この日は、日経平均株価が一日で4,451円マイナスになり、35,909円から31,458円に大幅下落しました。
※暴落の原因について、円高の進行や、海外投資家による先物の大量売り、個人投資家の信用買い残高の整理等の影響だと言われています
この8月5日を例にして、大幅下落時の買い増しが難しい理由について見てみましょう。
4,451円マイナスの、日経平均31,458円で全財産で買い増しすれば儲かる!!!
実際には難しいんだ。言い換えると、簡単にはできないと言った方が良いかも
なんで!?こんなに下がってるのに、全財産を使って買い増しできないの💦
このタイミングで全財産分の買い増しが難しい理由は欲望と恐怖があるからなんだ
欲望と恐怖?
今日の時点から去年の8月5日を振り返れば、もっと買えば良かった!って思えるよね。でも、去年の8月5日時点だと、翌日の事さえわからない状態なんだ
画像① 2025年2月22日から見た株価チャート
画像② 2024年8月5日から見た株価チャート
画像①は今日の2025年2月22日時点から見た株価チャートだよ。画像②は2024年8月5日から見た株価チャートで、8月6日以降の情報を消してみたんだ
画像①は今後の動きがわかるから最適な行動がわかる♪この場合だと、8月5日に全力で買った方が良いかも!
でも、画像②はこの先どうなるのか全然わからない💦全力で買うのはできなさそう(´・ω・`)
株価チャートから、明日のことを読むこと自体難しいことが伝わるよね。そしたら、考えられる翌日以降の動きについて、見てみよう。大きく分けて3つのパターンがあるよ
8月5日と同じくらいを維持し続ける
画像② 2024年8月5日から見た株価チャート
実際どのパターンになるのかはわからないんだ。うさたんはどのパターンになると思う?
3つとも起こっても不思議じゃない気がする
そうなんだよ!どのパターンも起こり得ることなんだ。もしパターン①になるなら、8月5日時点で大きく買い増ししない方が良いよね。もっと多く買い増しできるかもしれないし、含み損が増えちゃうからね。またパターン③の場合は、今のうちに買い増ししないと、チャンスを逃してしまうと思っちゃうんだ
たしかに、そう考えると買い増しするのが難しいかも
このように、「明日以降もっと下がるかも!買うのは控えないと…」や、「明日以降上がっちゃうかも!今のうちに買わないと💦」という、自分自身の欲望や恐怖があるから難しくなるんだ
実際にどうすれば良いの!?
私が意識していることや実践していることについてご紹介します。
もし良いな!と思っていただけましたら、ぜひ取り入れてみてください(*^▽^*)
注意点として、100%正解じゃないんだ。株式市場は金利や為替、政策等、常に変化し続けているんだ。その時々の状況に合わせて、自分なりに対処法をアレンジしていこう
事前準備をしよう
株価下落時に動けるためには、事前準備が必要です。
株価が大幅下落すると、もちろん、株式保有している企業の株価も下がります。保有株の含み損が-10%~-30%になる可能性がありますので、精神的に辛くなると思います。
※リスク許容度を超えて投資していた場合、尚更辛くなると思います(´・ω・`)
また、様々な企業の株価が下がるので、目移りしてしまうこともあります。本当に欲しかった企業の株式を買い増しできなかったら、後悔するかもしれません。
これらのことが理由で冷静な投資判断が難しくなるかもしれません。
そのため、対処法として、事前に何を買い増ししたいのか準備し、決めておきます。私の場合、次の事を確認します。
⇒買い増しを狙っていた企業を優先する。3社の理由は、選択肢が少ない方がじっくり投資判断をすることができるから。もちろん100社、200社等、多くても問題はありません。チャンスを逃さないようにしよう
・なぜその企業を買い増ししたいの?
⇒自分なりの理由を考えることで、一本軸を持つ。下落時に迷いを消せる可能性が高くなる
・予め業績や安全性、将来性を確認する
⇒株価の大幅下落時は、購入後さらに下落になることもあります。長期的に株式保有をする場合、業績や安全性に問題が無いか、確認してから買うことが重要
・何株買い増しする?
⇒予め決めておくことで土壇場でリスク許容度を超えた投資になることを防げる。買い増しチャンス時、ついつい買いすぎてしまうことが多々ある
事前準備で調べる企業は少ない方が、株価下落時に投資判断がしやすいと思います。
恐らくですが、全体的に株価が下がっているので、目移りしてしまいます。
予め事前準備をして、買い増ししたいです(*^▽^*)
自分の意思決定を信じよう
自分の意思決定を信じることがとても大切です。
前章でご紹介した3つのパターンについて、どのパターンになるのかわかりません。
そのため、自分自身が選択したことが、良い時もあれば悪い時もあります。「絶対に失敗したくない」と考えてしまうと、チャンス時に身動きが取れなくなってしまいます。
チャンスが来た時に、怖くて手が出なかったということだけは避けたいよね。もちろんリスク許容度を超えて買い増しした結果、大きな損失を出すのはNGだけど、何もできず後で後悔してしまうのは避けたいんだ
身動きが取れなくならないようにするためには、自分自身で決めた意思決定を信じることが大切です。
株式投資は、投資目的によって、各人でやり方が異なります。また、投資に回せる金額や、投資経験も異なります。
みんなが同じやり方で投資することは難しいです。だからこそ、自分に一番合ったやり方がベストです。
例えば、8月5日の暴落した日の買い増しについて、次のような意思決定をしたとします。
投資に使えるお金も少ない。だから、私は1万円だけ買い増ししよう。
例2.何度も暴落を経験していて、お金も十分ある。だから、大きく買い増ししよう。
etc..
これらの選択について、8月5日時点では、正解、不正解はありません。翌日以降の株式相場の動きで良し悪しが決まります。
自分自身で決めて行動した結果が悪かったとしても、何も問題は無いよ。というのも、自分自身で決めて行動したことに価値があるよ
長期的な目線で見ると、次に活かすことが出来るからだよね!
うさたんの言う通りで、株式投資を続けていれば、複数回、株価の大幅下落に直面する可能性があるんだ。もし自分自身の判断が誤っていたとしても、次回以降のチャンスで活かすことができれば、決して悪くはないと思うよ
失敗は無いって考え方好き♪自分自身を信じて投資判断するね!
リスク許容度を守ろう
最後に、リスク許容度を守ることについてご紹介します。
高配当株投資&長期投資の場合、買い増しし続けながら、配当金の増配を狙っていきたいです。それに加えて、長期的に株式投資を続けることが最も大切です。
長期的に株式投資を続けるためには、自分自身に合った投資をすることが大切です。
株価の値動きに慣れていない場合は、株数を増やし過ぎないようにしたり、現金比率を高めにするのが良いんだ
うさたんもあまり慣れていないから、株数は持ち過ぎないようにしているんだ
うさたんいいね!自分自身が心地よく感じるのが一番だよ。いぬたんの場合、現金比率が心の支えになっているんだ。たとえ保有株の含み損が-50%になっても気にならないよ。でも、チャンスが来た時に投資用資金が無いことがとても辛いんだ。各人、何を大事に思っているか異なるから、長く投資を続けられるようにすることが大切だよ
心地よい感じになるように意識するね♪
★リスク許容度についての過去記事はこちらです♪
おわりに
本記事をご覧いただき、ありがとうございます♪
今回は株価下落時に買い増しすることが難しいことについてご紹介しました。
2025年になってからの株式相場は、米国の大統領に就任したトランプ氏の発言で大きく増減し、日銀の追加利上げにより金利も高くなりつつあります。そのため、今後の株式相場がどのようになるのか、わかりません。
そして週明け火曜日以降、株価が大きく下がる可能性があります。
ちょうど今日から週明け月曜日まで3連休の方が多いのではないでしょうか。私も3連休なので、事前準備をして、今後訪れるかもしれないチャンスに備えたいです。
本記事が、今後訪れるかもしれないチャンス時に投資判断の一つとして参考になれば嬉しいです(*^▽^*)