うさたんの投資ブログ

投資のお勧め情報をお伝えします。

決算の振り返り【ニーズウェル/2024年本決算】(決算日:2024/11/11)

 

こんにちは!うさたんです♪

 

ニーズウェルの2025年9月期1Q決算が、2025年2月中旬に発表予定です。

 

2025年1Q決算前に、簡単にですが、直近の2024年度の本決算について振り返りたいと思います。
※本記事では決算短信や決算説明資料、IR情報から私が気になった情報や重要と感じたことについて、ご紹介します。

 

本記事が皆様の投資判断の一つとして、参考になれば嬉しいです(*^▽^*)

 

★ニーズウェルの企業HPはこちらです♪

www.needswell.com

 

★ニーズウェルの過去記事はこちらです♪
※沢山ありますので、お時間がある時にぜひご覧ください(*^^)v

usausa-toushi.com

usausa-toushi.com

usausa-toushi.com

usausa-toushi.com

usausa-toushi.com

 

 

 

 

企業業績について

 

2024年度本決算の業績

 

  売上高 増減率 営業利益 増減率 経常利益 増減率 当期純利益 増減率
2024年本決算 9,549 9% 1,185 7.7% 1,208 6.4% 809 -3.3%
2023年本決算 8,761 - 1,100 - 1,135 - 837 -

※単位:百万

 

まずは2024年の本決算の業績からみてみましょう。
「6つの取り組み」と、「事業状況」、「3つのサービスラインの状況」について、順番にご紹介します♪

 


■6つの取組

企業価値向上と持続的成長のため、以下6つの施策を実施しました。

1.プライム市場基準達成を目指し、グループ全体の企業価値向上施策を実施
2.資本業務提携・業務提携の強化(三菱総研DCS株式会社を含む4社と新規契約締結)
3.社員待遇改善(7.5%の実質賃上げ、奨学金補助制度導入)
4.開発力強化のための社員研修増強
5.株式分割(1株を2株に)と自己株式取得(585千株、2億円)の実施
6.投資家との対話重視、IR・PR活動の強化

 

ニーズウェルで働く方に力を入れていることが伝わるね♪

社員のモチベーションアップが、今後の企業成長のカギになるんだ。だからこそ、これらの取り組みは、今後の企業成長にとって、とても大切だよ

 

 

■事業状況

独自ソリューション・サービス開発に投資しましたが、不採算案件対応や技術者不足により売上機会損失が発生しました。

 

本来はもう少し売上高が高くなる見通しだったんだよね…

 

 

■三つのサービスライン

「業務系システム開発では、生保、社会インフラ・公共、AI関連が堅調でした。

「IT基盤」ではITアウトソーシング案件が安定しました。

「ソリューション」では独自サービスによる差別化で受注を拡大しました。

 

その結果、当期純利益を除き、各業績は次の通り、大幅上昇しました。

・売上高⇒9,549百万円(前年同期比9.0%)
・営業利益⇒1,185百万円(前年同期比7.7%)
・経常利益⇒1,208百万円(前年同期比6.4%)
当期純利益⇒809百万円(前年同期比-3.3%)

 

当期純利益は、法人税等合計が395百万円(前年同期比33.6%)上昇したことが影響し、前年同期比-3.3%になりました。

 

企業価値向上と持続的成長のために6つの施策を実施していることから、長期的な成長を目指していることがわかるね。

いつもいぬたんが言ってる短期目線じゃなくて長期目線で見ているってことだよね♪

 

 

 

 

過去6年間の業績

 

  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2019年 5,517 508 505 347
2020年 5,364 492 514 347
2021年 5,752 580 582 421
2022年 6,730 690 724 499
2023年 8,761 1,100 1,135 837
2024年 9,549 1,185 1,208 809

※単位:百万円

 

 

次に過去6年間の業績推移について表とグラフで見てみましょう。

 

グラフより、全体的に右肩上がりで上昇してることがわかります。

 

過去6年間での売上高は、順調に右肩上がりで上昇しています。顧客からサービスや製品の受注が多く、ニーズに応えていることがわかります。
※IRニュースで頻繁に受注に関する情報が発表されています♪

 

売上高の上昇は、配当金の原資でもある当期純利益の上昇に繋がる重要なことです。もちろん企業努力でコストを抑えたり、費用対効果を高めることは大切です。ですが、売上高の上昇があってこそ企業努力が活きてきます。そのため、売上高が年々右肩上がりで上昇することは、高配当株投資にとって、とても大切になります。

 

売上高の上昇を確認できる方法として、次章でご紹介する、受注に関するIRニュースがあります。ニーズウェルでは、受注に関するIRニュースがとても多く、株主としてとても安心できます(*^▽^*)

 

引き続き、売上高上昇に関するIRニュースに注目したいです。

 

営業利益や経常利益、当期純利益も、増減の波はありますが、右肩上がりで上昇しています。

 

営業利益の増益理由は、販管費を企業努力によりコスト削減しているからです。少ないコストで多くの売上を立てることができ、費用対効果が高いことが分かります。
各種利益の増益は、配当金に大きく影響を与えます。引き続き、各種利益の増益に期待したいです。

 

 

 

気になる情報

 

安全性が高く、長期保有に向いている

 

自己資本比率74.6%✨と比較的高く、キャッシュ・フローから現金を多く持っている💰ことを確認できます。そのため、比較的安全性が高く、安心して長期保有ができます。

 

高配当株投資は基本的に長期投資の為、安全性が高く、安心して株式保有できる企業の株式を保有したいです。


ニーズウェルは、自己資本比率キャッシュ・フローから、安心して保有できる企業です(*^▽^*)

 

 

受注や製品導入に関するIRニュースが多い(グッドニュース)

 

売上高の上昇に繋がる、受注や製品導入に関するIRニュースがとても多いです。
例えば、2024年1月から12月末までで、受注や製品導入に関するIRニュースは、62件ありました。

 

私たち個人投資家が企業の状況確認する方法の一つとして、IRニュースがあります。
※積極的に企業に情報確認する機会が無いため、IRニュースはとても重要です

 

積極的にIRニュースを発表することは、投資家や株主にとって、とてもありがたいことです。


引き続き、ニーズウェルのIRニュース発表に期待したいです。

 

 

配当金の推移
  配当金(円) 増減額(円) 配当性向(%)
2018 3.13 - 32.2
2019 3.38 0.25 32.8
2020 4 0.62 39.0
2021 7 3 49.3
2022 5 -2 40.1
2023 6.75 1.75 31.7
2024 9 2.25 42.6
2025(予) 9 0 36.2

 

過去の配当金推移を見てみると、2022年を除き、右肩上がりで配当金が増配しています。

 

2025年(予想)の配当金は、2024年と同じ1株当たり9円で据え置きです。ですが、これは、あくまでも予想です。

 

2025年度に利益増益が達成できれば、配当金の上方修正があるかもしれません(*^▽^*)

 

次に、配当性向について見てみましょう。

 

配当性向は30%から50%の間を推移しています。比較的高すぎず、バランスが良い値になっています。企業成長には資産への投資(人的資本や設備、オフィス増床等)が大切です。株主還元と企業投資のバランスが取れるような配当性向だと思いますので、とても安心です。

 

株価推移

 

 

2024年の株価チャートを見てみましょう。

 

3月に年初来最高値600円を付けましたが、その後、株価が下降しました。

 

その後、8月5日に250円程まで大きく下がり、12月16日まで、280円前後で同じような値幅で値動きしていました。

 

そして、12月16日に発表されたIR情報「6.600作戦の実行」を受けて、翌日からストップ高になり、現在に至るまで400円✨程まで上昇しました。
※6.600作戦の実行については、次章でご説明します(*^▽^*)

 

2025年6月までに株価600円を目指しているため、今後の株価上昇に期待したいです。

 


 

 

 

うさたんのぷちっとプチ情報

 

『6.600作戦』の実行

 

2024年12月16日に、「6.600作戦」の実行に関するIRニュースが発表されました。

 

★過去記事はこちら♪

usausa-toushi.com

 

 

6.600作戦の実行とは、2025年6月までに株価目標600円と、プライム市場上場維持基準の必達を目指すものです。

 

積極的に株価目標の達成を実現するため、2025年に入ってから、既に実績のIR情報が発表されました。

 

■実際の取り組み

・2025-01-08
注力分野の「マイグレーション開発」が堅調

・2025-01-07
注力分野の「ITアウトソーシング」が好調!


・2025-01-06
注力分野の「AIソリューション」が好調!

 

3日間連続で、注力分野の売上高が前年同期比より上昇しました。

 

6.600作戦の達成に向けて、積極的に実績を出していますので、今後も期待です(*^^)v

 

ポイント!株価上昇には実績が必要なの!? 

短期間で株価目標600円を目指すことについて、少しだけ懸念点があります。

それは、実績が無く思惑だけで上昇した場合、一時的な上昇で終わってしまう可能性が高いことです。

 

12月16日に、「6.600作戦」の実行を発表後、ストップ高になり、400円に上昇しました。IR情報を発表だけでしたので、思惑や期待によって、ストップ高になりました。この時の私の感想は、「まだIRニュースを発表しただけなのに株価ストップ高…大丈夫??」でした(;^_^A


ですが、年明け後の2025年1月に3日間連続で注力分野の売上高上昇についてのIRニュースが発表され実績が伴ったことについて、一安心しました(*^▽^*)


引き続き、実績が伴いつつ株価上昇していくことを期待したいです。

 

 

来期の2025年1Q決算の見通し

 

2024年本決算に記載されている2025年の見通しは、次の通りです。

見通し 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり当期純利益(EPS)
(参)24年通期 9,549 1,185 1,208 809 21.15
25年2Q 5,100 712 712 490 12.94
25年通期 10,600 1,400 1,400 943 24.89
見通し 11.01% 18.14% 15.89% 16.56% 17.68%

※2024年本決算時点の見通し

 

2024年本決算時点での見通しは、それほど魅力的ではありませんでした(´・ω・`)
この見通しが、株価に影響し下がりました。

 

ですが、12月16日に発表された「6.600作戦」の実行で、売上高アップを目指しています。前節の通り、注力分野の売上高が2025年1Qに前年同期比より大幅に上昇が確定しています。

 

そのため、2025年の見通しは、おそらく上方修正されるのでは?と思います。

 

2025年1Q決算は、2月中旬頃を予定しています。とても楽しみです!

 

 

 

おわりに

 

本記事をご覧いただき、ありがとうございました♪

 

簡単にですが、2024年本決算の振り返りを行いました。

 

本決算の振り返りから、楽しみなことが多いことに気付きました。例えば、次回の2025年1Q決算の見通しや、6.600作戦の実行達成、配当金の上方修正(増配)、受注に関するIRニュースです。

 

いぬたんにとって、ニーズウェルはとても思い入れがある企業なんだ。これからもニーズウェルの企業成長に期待したいな

長期的に成長し続けて、配当金の増配や株価上昇が楽しみだね!働く人たちへの取り組みによるモチベーションアップが、どのように影響していくのか、うさたん注目してみる!

 

次回の2025年1Q決算は、「6.600作戦」の実行に対して、何かしら影響がある情報が発表されると思います。引き続き、注目したいです。

 

本記事が皆様の投資判断の参考になれば、嬉しいです(*^▽^*)