こんにちは!うさたんです♪
2024年8月30日(金)から、SBI証券で「日株積立」が開始しました。
投資信託や米国株式に加えて、なんと国内株式でも積立ができます。
密かに待ち望んでいたことなので、とても嬉しいです( *´艸`)
・日株積立で気を付けたいことって何だろう?
・積立の設定方法ってどうやるの?
これらの疑問について解決のヒントになればと思い、現時点で私が思う日株積立のメリットやデメリット、気を付けたい点についてお伝えしたいです。また、日株積立の設定方法について、簡単にですが画像付きでご紹介します♪
後日、実際に積立を開始し、改めて日株積立を利用した感想についてご紹介したいです(*^▽^*)
★SBI証券のHPはこちら♪
★SBI証券のポートフォリオの利用方法について過去記事があります♪
本記事の結論
先に日株積立のメリットやデメリット、気を付けたいことについての結論をご紹介します♪
・購入がとても簡単。事前に積立設定と買付余力を維持するだけで買付可能
・高配当株投資&長期投資に相性ピッタリ
・機械的に購入できるので、投資判断は不要
・良い意味で積み立てをしていることを忘れることが出来る
②日株積立のデメリット
・国内株式(個別株)の為、リスクが大きい。卵を一つのカゴに盛ってしまう可能性がある
・リバランスは必要に応じて自分自身で行う。高配当株投資の場合は、リバランスは実施しなくて大丈夫
③日株積立で気を付けたいこと
・銘柄選定が重要。好業績や将来性、安全性が高い企業を選定する
・高配当株投資&長期投資の銘柄を選びたい。株価が下がり続けたとしても、配当金だけ貰い続けることができる
・購入単位が金額指定の場合、約定しない可能性がある。その意味では、積立していることを忘れないようにする。
・購入単位が株式数の場合、確実に約定するので良い意味で投資を忘れたいのであれば、株式数にするのが良い
日株積立について
先週の8/30からSBI証券で日本株式で積立ができるようになりました。
概要について、SBI証券より引用します。
引用:SBI証券、国内株式積立サービス「日株(にちかぶ)積立」開始のお知らせ< https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/prestory240830_011500.pdf >
案内について、簡単にご紹介します。
2)購入単位は、株式数(1株以上)と金額(1,000円以上500円単位)から選択
3)ポイントも利用可能(VポイントとPontaポイント)
4)価格指定は成行のみ
5)手数料は各自で選択している手数料体系と同じ(ゼロ革命対象の場合は無料)
6)積立コースは、毎週(曜日指定)と、毎月、複数日(最大5日間)から選択
7)利用条件は次の通り
・インターネットでの取引
・電子交付
・国内株式積立約款の閲覧・同意
1株から積立できるんだ!買いやすくて嬉しいな~♪
金額指定もできるし、とても使いやすそうだね。これからメリットやデメリット、積立方法について見ていこう
日株積立のメリット
購入がとても簡単
今までは自分自身で購入するタイミングや株式数を決めていましたが、日株積立では、自分自身で設定した内容で国内株式を自動買付できるため、とても簡単です。
日株積立をするために、私たちが事前に行わないといけないことは、次の2点のみです。
・入金力の維持(積立に必要な買付余力を維持)
たったこれだけで積立ができるため、とても楽ですよね♪
普段仕事で中々株価を見ることが出来ない方にとって、都度投資判断するのはとても大変です。その意味では、日株積立は良いなと思いました。
投資信託の積立投資みたいに、自動で買付してくれるから嬉しいな~
高配当株投資&長期投資に向いている
高配当株投資の場合、長期的に配当金を貰い続けたいですよね。日株積立は、高配当株投資&長期投資にぴったりです。
設定した積立日に、積立金額・株式数に応じて買付します。短期間では積立に対する効果は薄いかもしれませんが、数年以上(10年や20年以上)積立することで、効果が大きく出ると思います。
こつこつと積立し、長期的に保有しながら配当金を得られる日株投資は、まさにぴったりだと思います。
機械的に購入できる(投資判断不要)
株式を購入するタイミングを図ることはとても難しいです。
例えば、先月8/5(月)のような大きな株価下落があったとします。株価下落で買い増しを考えていたとしても、「明日には更に下がるかも…?」と思うと、明日まで購入を控えてしまったりと、買い増しができないかもしれません。
そのような時、機械的に積立で買い増しできれば、上記のようなタイミングについての不安に関わらず、買い増しできます。
毎日最高のタイミングで買い増ししたいですが、現実的に難しいです。そのため、機械的に積立できるのは、とてもありがたいと思います。
良い意味で積立していることを忘れることができる
積立設定と入金力の維持(買付余力の維持)するだけで、自動的に買い増しできます。そのため、上記を維持していれば、良い意味で積立していることについて忘れることができます。
毎日株価の増減を気にしてしまうと精神的にも辛くなるかもしれません。
※含み損になっていたり、含み損が大きくなっていると尚更です
また、含み益があると、売却したくなるかもしれません。
設定した条件で積立している銘柄について、全て自動で買い増しし続けるため、日々、不安になることなく、積立を継続できます。
私の中での理想ですが、10年や20年後に、気付いたらこれほどまで株式を買っていて、含み益や配当金の金額に驚きたいなって思っています( *´艸`)
※購入単位が金額指定(1,000円以上500円単位)の場合は、対象銘柄の株価次第で約定しない可能性があります。そのため、投資を忘れないようにする必要があります。次章以降で詳細についてご紹介します
日株積立のデメリット
個別株の為、リスクが大きい
現時点で思うデメリットは、リスク(株価等の振れ幅)が大きいことだと思っています。
日株投資の投資対象(日本国内の個別株)について、真っ先に気になったのが、リスクです。
投資信託やETF等、非常に多くの投資先に分散しているのであれば、それほど大きなリスクにはならないです。ですが、個別株の場合、対象企業は1社のみのため、どうしても集中投資になってしまいます。
有名な投資格言で「卵は一つのカゴに盛るな」というのがあります。
意味は、資産を1つの投資先に集中すると、その投資先が大きな損害を出した時や失敗した際、全ての資産を失ってしまう意味です。
投資先企業が、永続的に存続し、成長し続けるのであれば良いのですが、どのようになるのか、誰にもわかりません。
自分自身の中で、どのくらいまで積立し続けるのか、慎重に検討することが大事だと思います。
リバランスは自分自身で行う必要がある(必要な方のみ)
投資信託の積立投資では、運用会社がリバランス(保有株式数を調整するために売却や買い増し)や銘柄の入れ替え等を行ってくれます。もちろん必要な手数料を支払っているため、サービスの一つとして、対応いただいています。
日株積立は、自分自身で積立を行うので、リバランスは自分自身で行わないといけません。積立を続けていくと、一社の保有株式数が突出することもあると思います。その時、金融危機等の株価下落があった場合、その銘柄の評価額が含み損になってしまう可能性もあります。
それを防ぐためには、自分自身でリバランスをする必要性が出るかもしれません。
高配当株投資の場合は、配当金を貰うことが目的の為、株式数の増加が大事です。もちろん株価下落は避けたいですが、それほど大きな問題にならないと思います。
各個人で投資目的や投資手法、リスク許容度が異なるため、リバランスの必要性有無について、検討することが大事です。
日株積立で気を付けたいこと
銘柄選定が重要
前章までで、日株積立のメリットとデメリットについてご紹介しました。本章では、日株積立を行う時に気を付けたいことについてご紹介します。
私の中で一番気を付けたいことが、積立する企業について慎重に選ぶことです。
ここが一番重要だと思います。長期的に積立をするため、銘柄選定が誤ってしまうと、積立してきた時間や資金が無駄になってしまいます。
銘柄選定を誤らないように、業績や将来性、安全性が高い企業を積立したいです。
業績が優良であれば長期的に保有し続けながら成長&配当金の増配等も期待できます。
将来、企業がどのようになるのかは、100%の精度で予想することは難しいです。業績不振や上場廃止、倒産等も考えられます。そのため、銘柄選定に力を入れて、選択したいです。
特に、企業倒産だけは絶対に避けたいです。たとえ株価が下がり続けたとしても、保有し続けていれば、配当金を貰う続けることはできると思います。ですが、企業が倒産してしまうと、全て失ってしまいます。
企業倒産のリスクについては、安全性分析で確認することができます。安全性分析には、自己資本比率やネットDEレシオ等があります。自己資本比率は、決算短信の決算サマリーや、IR BANKでお手軽に確認できます。
★こちらの過去記事もぜひ参照ください(*^^)v
また、企業が大きく成長し続けるか否かについての確認は、企業の稼ぐ力や成長性の分析に役立つ、ROEやROA、営業利益率等の指標や、各企業の決算資料を確認することで、長期的に積立するかどうかの判断材料にしたいです。
★決算分析について、こちらの記事もお勧めです♪
高配当株投資&長期投資メインにしたい
私自身で感じることですが、日株積立は、高配当株投資&長期投資に適していると思っています。
コツコツと株式数を増やしつつ、長期的に保有し続ける高配当株投資と、日株投資で長期的に積立し続けることは、とても相性が良いと思います。
例え、積立中に株価が下がってしまったとしても、売却せず、配当金を貰いながら、保有し続けることもできます。また、そのような時、株価が下がっているため、買い増しもしやすくなります。
私自身、日株積立では、高配当銘柄を選定する予定です(*^▽^*)
購入単位が金額指定の場合、約定しない可能性がある
長期的に積立し続けたことを想像した際、購入単位が金額指定の場合、積立が約定しない可能性があると思いました。
株価が1,000円までは積立可能ですが、1,001円以上に上昇した場合、約定しなくなります。
日株投資のメリットとして、良い意味で忘れることができるとお伝えしましたが、金額指定の場合は、積立を忘れないようにし、約定していなかったというのを防がないといけません。
上記のため、私は、良い意味で積み立てを忘れるためには、購入単位は株式数の方が安心できると思いました。
積立中に約定していないことに気付かず放置してしまったら、時間が勿体ないです。そのため、購入単位は、確実に約定する、株式数にした方が良いのかな?と思いました。
積立の設定方法について(実践)
ここからは、実際に日株積立で積立する流れについてご紹介します♪
ざっくり設定画面を見てみたけど、とてもわかりやすいと感じたよ
わかりやすいのは嬉しいな~♪
例として、JTで積立設定してみよう
積立の設定画面に進むための2つの方法(ポートフォリオと単体の銘柄ページ)
まずは、積立設定画面に進みます。進み方は二つあります。
順番にご紹介します♪
・ポートフォリオから積立を選択
2)対象の銘柄の「取引」欄から、積立をクリックします
・単体の銘柄ページから積立を選択
1)SBI証券のHP上部に検索がありますので、対象銘柄を検索します
2)対象銘柄情報の中に「積立」があるので、クリックします
設定入力(特定口座とNISA口座のパターンについてご紹介)
積立設定ページを開くと、下記のような設定入力画面が表示されます。
ここから、細かな積立設定を行います。今回は、例として「JT」で設定します。
特定口座とNISA口座では、一部の設定項目が異なりますので、別々にご紹介します。
特定口座の場合
1)預り区分
特定(口座)をクリックします。ここでは希望口座のチェックボックスを選択するだけで大丈夫です
2)買付数量指定
下記2つの内、どちらかを選択します。
・株数指定
・金額指定
株数指定のケースは、下記画像の赤枠をクリックします。
クリック後、一回あたりの購入株式数を青枠に入力します
※例:1回あたり1株買いたい場合は1を入力
金額指定のケースは、1,000円以上500円単位から設定できます。
ただし、対象銘柄の株価が、設定金額より高い場合、買付できない可能性があります。そのため、予め株価よりも高めの金額に設定しましょう。
※例:JTの株価は4,173円(2024/9/6現在)のため、金額指定が3,000円の場合は、3,000円未満まで株価が下がらないと約定しません。
3)積立コース
下記3つの内、どちらかを選択します。
・毎週
・毎月
・複数日
毎週のケースは、毎週何曜日に積立するのか、希望の曜日を選択します。
毎月のケースは、毎月何日に積立するのかを選択します。
※1日と29日、30日、月末は選択できません
複数日のケースは、最大5日分を選択できます。
※1日と29日、30日、月末は選択できません
4)ボーナス月設定
下記2つの内、どちらかを選択します。
・ボーナス月を設定する
・ボーナス月を設定しない
ボーナス月を設定するケースは、ボーナスの設定金額とボーナスの設定日時を登録します。
設定しないケースは、設定不要です。
5)ポイント利用
特に設定していない場合は、ポイント利用しない設定になっています。
6)設定内容の概算
設定内容の概算を確認します。
※現時点での「見込み」です。あくまでも見込みの為、ご注意ください
7)取引パスワード
取引パスワードを入力し、設定確認に進みます
8)設定内容
最終確認をします。問題なければ、設定申込をクリックします
9)設定受付
積立設定が確定しました!
設定した内容の修正や取り下げの方法は こちらです。
NISA口座の場合
NISA口座は、ほとんど特定口座と設定方法は同じです。最初の項目のみ異なります。
1)預り区分
預り区分でNISAを選択
2)課税枠シフト注文
課税枠シフトの設定有無をチェックします。
3)以降は、特定口座と同じですので割愛します
設定内容の変更や取り下げの方法
積立設定を行った銘柄について、設定内容の変更や取り下げをする方法についてご紹介します。
間違ってJTの積立コースを毎週1,000円にするところを、100万円にしちゃった。。1か月400万円なんて、支払えないよ;
積立設定の注文が約定する前だったら、修正や取り下げできるんだ。それに、買付余力が足りない場合は、約定しないから大丈夫。修正方法についてこれから教えるね
約定前だったら修正できるんだ!よかった~♪
1)積立設定画面に行くため、「積立」をクリックします
もしくは、SBI証券公式HPの上部にある「取引」から「積立」を選択しても大丈夫です
2)積立設定一覧で、設定情報の変更や追加、解除を行います
・変更 :設定済の積立設定の条件を変更する
・追加 :積立設定済に加えて、別途、新規追加する
・解除 :設定済の積立設定を取り下げする
おわりに
本記事をご覧いただき、ありがとうございます♪
日株積立は高配当株投資&長期投資に相性がピッタリだと思います。いい意味で忘れることができるため、継続的に買い増しができます。また、買い増しのタイミングはとても難しいため、機械的に積立できることは嬉しいです。
後日、積立して良かったことについて、記事をアップしたいです(*^▽^*)
本記事が、皆様の株式買い増しや資産増加に繋がるきっかけになれたら嬉しいです(*^^)v