うさたんの投資ブログ

投資のお勧め情報をお伝えします。

株式投資の向き合い方【投資を初めてする方向け】

はじめに

 

投資について調べたけど、何から始めればいいのかわからない…。
調べてもよくわからないし、投資を始めるの怖い(;´・ω・)

 

初めて投資をする時は、とても不安になると思います。

 

・投資はギャンブルだ
・投資で破産してしまう

 

投資のイメージとして、このようなことを一度は聞いたことがあると思います。(実際に投資はギャンブルではなく、適正なリスクの元で行うのであれば破産はしません)。


これらのイメージが原因で、一歩踏み出す勇気が出ない方、いらっしゃるのではないでしょうか。

 

本記事では、初めて投資をする方の疑問や不安が少しでも軽減できればと思い、私が心掛けている「投資の向き合い方」について、ご紹介します。

 

来年の2024年から「新しいNISA*1」が始まります。それを機に、初めて株式投資をする方も沢山いらっしゃると思います。私の経験が、これから始める方々の参考になれたらすごく嬉しいです!!

 

先に本記事の結論からお話します。下記の内容について、お伝えします(*´▽`*)

 

結論 投資の向き合い方について

1.具体的な目標を決めよう
投資自体が目的になってしまう可能性があるため。投資は手段である。
具体的な目標と金額を設定し、その目標を叶えられる方法を考えよう。

2.まずは株を買ってみよう
株式を保有することで様々なことが分かるため。
自分の好きな企業や応援したい企業の株を1株買ってみよう。

3.投資判断は自分で行おう
自分自身の成長に結びつくから。
疑問は自分自身で調べた上で解答を出し、対応方法を考えよう。

4.ゆとり資金で投資をしよう
全てを失う可能性と冷静な判断ができなくなるから。
半年分の生活費を用意し、給料から2割を天引きし投資に回そう。

5.株式市場に居続けよう
チャンスを逃さないため。

 

 

投資の向き合い方

具体的な目標を決めよう

投資を始める前に、「そもそも何故投資をするのか」について、考えてみましょう。

 

理由.投資自体が「目的」になってしまう可能性がある

投資は目標を叶えるための手段の一つです。(投資が趣味の場合は除きます)
目標を決めて、その目標を達成するためには、どのように投資を行えば良いのか判断しましょう。

 

提案.具体的な目標と金額を考えよう

どのように目標を決めればよいのでしょうか。ご自身が叶えたい目標例として、下記の目標が考えられます。

 

・老後資金3,000万円を貯めたい。そのために新NISAでインデックス投資をする。
→目標は老後資金で、金額は3,000万円を目指す

・生活費を配当金で賄いたい。そのために2,000万円を高配当株投資をして、年4%の配当金80万円を得たい。
→目標は生活費の費用で、配当金は年間80万円を目指す

・サイドFIREを目指したいので、高配当株投資を3,000万円分購入し、年4%の120万円の配当金を目指す。達成後は、好きな仕事をして生活する。
→目標はサイドFIRE*2で、配当金は年間120万円を目指す

 

このような目標を設定していると、途中でブレずに投資ができるようになります。将来の自分自身の目標や夢にも関わりますので、ゆっくり考えてみましょう(*´▽`*)

 

提案.目標を叶える方法について考えよう

 

決めた目標を「どのように達成できるか」、ざっくりとした流れを考えます。投資方法は、沢山あります。例えば、投資信託や、日本の個別株、米国ETF、高配当株投資があります。その中で、目標を達成できる方法を考えます。

 

上記で決めた目標「生活費を配当金で賄いたい。そのために2,000万円を高配当株投資をして、年4%の配当金80万円を得たい。」について、一緒に考えてみましょう。

目標:配当金80万円を得るためには?1.投資は「高配当株投資」を選択する。※キャピタルゲイン*3は狙わない。
2.日本とアメリカで、どの高配当株を購入するかを考える。ここでは、馴染みのある日本株を選択する。
3.購入する株や株数を検討。33業種を均等に1銘柄*4ずつ、計33銘柄の購入を目指す。株数は、全銘柄の評価額が均等になるように分散して購入予定。
4.購入後は、株価が値上がりしても売却しないで持ち続ける。
5.数年後に目標を達成。

 

上記は一例ですが、このような感じで達成方法を考えてみます。考えた方法は、絶対に守る必要はなく、適宜修正していきます。というのも、投資について、絶対に正しい方法は無いからです。

 

景気や状況により、都度、考え方や方法は変わると思います。その経緯が自分自身の経験値になり、精度が高い投資ができるようになります。

 

最適な方法を、自分なりに改善しながら、投資をしていきましょう。

 

まずは株を買ってみよう

書籍やネットで勉強を完璧にしてから投資を始めよう♪

それだと、投資の勉強として、活きた勉強にならないんだ。お勧めは、保有しながら勉強することだよ。

そうだったんだ!知らなかった…。うさたんの好きな〇×会社を1株買ってみる!

 

極力失敗しないことを考えると、事前準備が大事と考えると思います。かつての私も同じ考えでした。

 

でも、実際に株を買い、すぐに投資を始めることをお勧めします。

 

理由:株式を保有することでわかることが沢山ある

個人的な考え方ですが、投資の勉強は、実際に株式を保有することだと思います。株式を保有することで、下記のような考えが出ると思います。

 

・株価が上がって嬉しい。利益確定すべきか、さらに利益を伸ばすべきか。
・株価が下がって不安。手放したくなる。
・TVのニュースで良い情報があった。買い増すべきか。
SNSで悪い情報を知った。早期に売るべきか。
・今後いつまで株式を保有するか。

 

これらは、株式を保有していないと思いつかない考えです。この感覚を沢山経験していき、良い意味で「投資に慣れる」ことが、最も活きた投資の勉強だと思います。書籍やネットでの勉強は、株式を保有しつつ勉強するのが、効率的と思います。

 

提案:自分の好きな企業や応援したい企業の株を1株買ってみる

実際に株を買う場合、どうすれば良いのでしょうか。

 

まずは、自分の好きな企業や応援したい企業の株がお勧めです。好きな企業だからこそ、初めて株主になったという自覚も強く感じられると思います。

 

そして、買う株数は、単元株*5(100株)以上ではなく、1株(単元未満株)*6を買ってみることをお勧めします。

 

1株にする理由は、ノーリスクだからです。

 

仮に株価が大きく下がっても、小さな損失で済みます。
今回は、お試しで買うのが目的なので、1株だけにしてみましょう。

 

 

投資判断は自分で行おう

保有している株式について、SNSYouTube等で話題になることがあります。

 

・〇〇の銘柄はこれから株価が上がるから、沢山買った方が良い
・◆◆の銘柄は、このあと株価が下がるから、早めに売った方が良い

 

このような情報を見た時に、必ず自分自身で調べ、自分の判断で売買を決めましょう。

 

理由:自分自身の成長に結びつくから

将来の株価や業績について、誰にもわかりません。限りなく正解に近い予想はできるかもしれませんが、100%当てることは不可能です。そのため、話題の株がお得か、大きく損をするのか、誰にもわかりません。


他人の判断で決めてしまうと、ずっと自分自身で判断ができず、将来的に自身の成長が止まってしまいます。

 

最初はお試しで株を購入してみて、間違っても良いので自分自身で判断してみましょう。自分自身で判断すれば、仮に失敗しても、自身の経験値になります。

 

提案.疑問に思ったことは、自分自身で解答を探そう

保有中の株式について、色々なことを感じると思います。そこでお勧めなのが、気になることや疑問について、書籍やネットで調べることです。

 

例えば、下記のような疑問について、自分自身で解答を考えてみましょう。

疑問保有している株式の株価が下がった理由は何だろう?

 

書籍やネットで調べてみたら、下記のようなことがわかりました。

解答・決算で営業利益が下がったから、株価も下がった
・決算前後は投資家の思惑や期待値で株価が下がることがある
・配当金の権利落ち日は株価が下がりやすい

 

自分自身で投資をしているからこそ、調べたことについて重みを感じることが出来ると思います。投資は、じっくりと経験と知識を積み重ねていくことが大切です。

 

 

提案.解答を知ったうえで、対応方法について考えよう

疑問に対する解答を調べた後、次にしたいことが、自分自身で「どうしたいのか?」についてです。

 

上記の疑問「保有している株式の株価が下がった理由」の例で考えてみましょう。

 

下記のような対応方法が考えられます。

 

株価が下がった場合の対応例・目標は配当金を貰うことだから、売らずに保有し続ける。
・今の株価よりも10%下がったら、追加購入しよう。

 

上記のように、自分自身で対応方法を丁寧に考えるようになると、少しずつ投資判断ができるようになります。この投資判断が、投資をするうえで大事になってきます。

様々な情報から、自分自身で投資判断できるようになりましょう。

 

ゆとり資金で投資をしよう

 

生活費とは別のお金で投資をするんだ♪

良いね!心身共に安心して投資ができるようにしよう。

 

投資の上級者であれば、投資額が多いと、良い結果を残せると思います。でも、初めての方には、お勧めできません。

 

生活費とは別の、無くなってしまっても問題がないお金で投資するのが大切です。

 

理由は2つあります。

 

理由.全てを失う可能性がある(借金を負うこともある)

 

大きな損失を出してしまうと、全てを失ってしまいます。全てを失うことにより、生活費が無くなったり、借金を負ってしまうことは、避けなければなりません。

 

そもそも投資をするのは、目標を達成するための手段です。目標を達成できるように、安心できる投資をしましょう。

 

理由.冷静な判断ができなくなる

生活費や借金等の失ってはいけない資金を投入してしまうと、日々の株価の変化に敏感になり、焦りや不安を感じてしまいます。

 

自分自身で感情をコントロールできる範囲で投資をしましょう。

 

提案.半年分の生活費を用意しよう

無くなってしまっても良いお金で投資するには、どうすれば良いのでしょうか。

 

まずは、生活費を半年分貯めましょう。

 

人それぞれのライフスタイルに合わせて貯める量が変わります。
※1年分貯める必要があるかもしれません。

 

提案.給料から2割を天引きして、その分を投資に回そう

目標の生活費を用意出来たら、翌月の給料から、2割を天引きして投資に回しましょう。

 

※注意点収入の2割は、一般的な目安になります。
人によって割合は変更可能です。

 

例えば、手取りの給料が月30万円の場合は、2割の6万円を投資用に確保します。そして、残りを今月分の生活費に充てます。

 

先に確保する理由は、給料の余りを投資用にすると、資金が確保できない場合があるからです。
※ついお金が余ると浪費してしまう場合があると思います。かつての私もそうでした(;^_^A

 

株式市場に居続けよう

 

投資で大きな失敗をしたり、毎日投資を続けることで、投資が嫌になることがあると思います。そして、場合によっては投資を止めてしまうかもしれません。

 

でも、投資を止めてしまうのは、避けた方が良いと思います。

 

理由:チャンスを逃さない為


大きな理由として、チャンスを逃さない為です。私自身の話になりますが、投資を止めてしまい、大きなチャンスを逃してしまいました。その時の状況について、お伝えしたいと思います。

 

私は2009年頃に初めて投資を始めました。結果論として最高の時期に始めることができたと思いますが、本記事のようなことを意識する前だったので、当時の浪費が原因で、2011年頃に投資を止めてしまいました。
その後、アベノミクスが始まり、日本経済が右肩上がりで良くなりました。
もし、投資を止めていなければ、大きな利益を得ることが出来ました。
今でも「あの時投資を止めていなければ…」と後悔しています(´・ω・`)

 

私はアベノミクスという、大きなチャンスを逃してしまいました。今後は、チャンスを逃さないようにと、決意しています。

 

投資を続けていると、好景気や不景気が必ず訪れます。その時に、チャンスを逃さないようにしましょう。

 

終わりに

最後に、本記事のまとめをしたいと思います。

 

まとめ 投資の向き合い方について

1.具体的な目標を決めよう
投資自体が目的になってしまう可能性があるため。投資は手段である。
具体的な目標と金額を設定し、その目標を叶えられる方法を考えよう。

2.まずは株を買ってみよう
株式を保有することで様々なことが分かるため。
自分の好きな企業や応援したい企業の株を1株買ってみよう。

3.投資判断は自分で行おう
自分自身の成長に結びつくから。
疑問は自分自身で調べた上で解答を出し、対応方法を考えよう。

4.ゆとり資金で投資をしよう
全てを失う可能性と冷静な判断ができなくなるから。
半年分の生活費を用意し、給料から2割を天引きし投資に回そう。

5.株式市場に居続けよう
チャンスを逃さないため。

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*1:個人投資家のための税制優遇制度で、2024年から抜本的な拡充(非課税期間の無期限化や積立投資枠と成長投資枠の併用等)が導入予定である。

*2:不労所得と実労働収入の2つで生活する考え方のこと

*3:保有する株式を売却することで得られる売買差益のこと

*4:取引する株式の名称

*5:通常の株式取引で売買される売買単位のこと

*6:単元株制度において1単元に満たない数の株式のこと